二層ガラスのアペリティフ

お屠蘇やアペリティフに使える小さなグラス
色合いが人気だったのですが、廃盤になってしまいずいぶん経ちます。

この二層のガラスは、透明のガラスに紫のガラスを被(き)せてます。こういうガラスは被せガラスと言い、おなじみの切子などに使われる素材です。切子では、銅赤と呼ばれる真紅と瑠璃色のものははよく目にされるのではないでしょうか。写真のものは二層ですが、花器など三層以上に被せた被せガラスもあります。

サンドブラストは彫るとすりガラス状になります。透明部分は白っぽく、色味のある部分はソフトな色合いになります。それを利用しグラデーションをつけたりします。透明感と美しいキレのあるラインの切子とはまた違った魅力です(^^)

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