彫刻硝子花器 群虫図/日本・フランス現代美術世界展・推薦部門出品

砂を吹き付けて削るだけという とってもシンプルな方法で製作するサンドブラストは、シンプルなだけに表現できる可能性は無限。とはいっても、まだ歴史が浅く、その表現をするための技法も確立されていないため随時作家がそれぞれに試行錯誤を繰り返してます。

砂を吹き付けるだけだとのっぺりした感じになります。
ガラス窓がすりガラス状になっているのとか、日本酒のボトルで半透明になっている表面がざらっとしたのを想像してもらえればイメージは近いです。
そんなただ半透明になっているだけなので、表面の素材感を作るには、ただ削るだけではできない何らかの工夫が必要になります。それを見つけ出すのは至難の業。そして途方もなく時間がかかる場合もあります。

ということで、下写真の木肌は見事。作品を提供していただいている作家さんの作品で、ついでに言うと虫の足のようなかなり細かい表現も、一つ一つ手でカットをしているとなかなかに難しいものでもあったりします。
サイズ的にはクワや角を入れて、 ノコギリクワガタとカブトムシは7センチぐらい、 コクワガタで、3センチぐらい。これを厚みのあるマスクシートをカッターで丁寧にカットして彫る部分を剥いでは彫るという作業を繰り返すのです。なので、小さく細かいと、どれほど大変な作業になるか想像したくない、、かもしれません

ぜひ作品を身近で見ていただいて、作家の汗もついでに感じてもらえればうれしいなと思います

東條 群虫図

Sandblast Vase Insects
彫刻硝子花器 群虫図/東條裕志
Product 2016
日本・フランス現代美術世界展・推薦部門出品(2016)

8月開催の日本・フランス現代美術世界展に出品する作品の一部です。

第17回日本・フランス現代美術世界展(2016)
会場:国立新美術館 3A展示室 (東京・六本木)
会期:2016年8月3日(水)~8月14日(日)※8/9は休館
入場無料 10:00~18:00(入場は17:30まで)

 

 

 

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