日別アーカイブ: 2018年6月15日

人間関係で悩むのは

ギフトのお仕事に携わっていると様々な人間関係のお話を伺うことができます。そしてその大半が、良好と言える人間関係、もしくは昔はよくなかったけど良くなってきたというものです。ギフトをするということは、その行為自体が相手を「みとめて」いなければ出来ないことなので、よい人間関係のお話になるのは必然なのでしょうね

かつてエステティシャンや心理関係の仕事をしていたころは、真逆。些細なことが原因で仲たがいをしてしまったとか、職場の上司との折り合いが合わないだとか、家庭での居場所がないだとか、ママ仲間の付き合いに就かれてしまったとか、親とのけんかが絶えないなどなど、特にエステでは人間関係悩みのデパート?と思うほどに毎日たくさんの悩みというか愚痴を聞いていました。みんなエステに逃げてきているのかなと思ってしまうかもしれませんが、愚痴にしている方たちはみんな向き合ってたんですね。それでもどんどん悪化する人もいる。

みんな真剣になり過ぎて(なったらダメということじゃないんです)、入り込んで小さなほころびを何とか修復しようと必死になる。そうして新たにまた別の小さなほころびが出てきて、なんとか修復しようとする。とんでもなく一生懸命で頑張ってるんですよね。

今だから言えることですが、一生懸命にやってたことは、ほとんど対処療法だったのだと思います。対処療法は処方があっていれば効果は絶大です。ところが、対処療法に頼っていると、本来の自分(の力)を見失ってしまい、何かトラブルが起これば対処療法を探し、それで解決しようとする傾向に陥ります。問題が起こる本質部分からどんどん遠ざかってしまうために、本質部分の改善がされず、問題は常に起こり続けるのです。それどころか、その対処療法も最初は効いても、いつしか効果が薄れてくるといった事態になりかねません

対処療法は薬に似てますね。
風邪を引き総合感冒薬を飲んでいたが効かなかった。あとで、症状に合わせて飲んだほうがダイレクトに効くと知り、その数か月後に引いた風邪は初期の症状が出ていたので初期症状に効くという葛根湯を飲む。おかげで、2日もしたらすっかり治る。そしてまた1年後、同じ初期の症状なので効果のあった葛根湯を飲むが治らず。あげく医者にかかったが2週間も風邪のあらゆる症状を患ってしまいます。
これ実際にあった話で、その後、この方は別の理由から生活習慣を改善しているうちに、そもそもの風邪をひかなくなったそうです。

薬は対処療法なので効果はあるけれど、そもそも風邪をひきやすい生活習慣の乱れは薬では改善できないため、何度も風邪をひき、薬慣れし、、、でどんどん悪化してたのですね。

人間関係も全く同じで、小手先で、こういわれたら〇〇で切り返したらいいといった方法などは一時的な効果しかでません。それは相手を見ていないですからね。

人との関係は「相手をみとめること」に本質があると思います。何でもかんでも「認め」ないといけないのかというとそういうことではなくて、ただ単に受け容れる、あるいは受け留める。嫌なものを無理やり納得するのではなく、あぁ、そういう考え方なんだと観て留めるといった感じです。そして、相手を知り受け留めていくうちに、共感したり共鳴できる部分ができてくると関係性は深まってくるのですね。

素敵な関係性を築いている方のお話を伺うと、みんな相手の苦手なところやちょっと嫌いだなというところを持っていて、笑い飛ばしている人もいれば、「見ないようにしてるの」という人もいて、でもそれ以上に好きなところやいいところたくさん知っているから気にならないと、笑顔で話されます。100%自分の好きなところだらけの人がいたら、逆にひきそうですもんね

ところで、この対処療法の話、いろんなものに共通してて、焦って対処療法をしてしまうと知らないうちにはまってしまって、気づいたときにはもう大変なことになっていることがあります。そういう自分に反省しつつの記事でしたm(__)m

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