カテゴリー別アーカイブ: オーダーメイド

薄く彫られたガラス工芸

昨日のお問い合わせより
彫るというよりは薄ーく削るといった感じのぼかし彫刻。背景が暗いところで光に当てると輝いて見えますが、水にぬれるとほとんど見えなくなるもの。背景が明るいところでもわかりやすい、しっかり彫り込まれた作品を好む人が多いのですが、その繊細さがいいのだと。人の好みは様々ですね。

写真は10年ほど前のご依頼品です
水の華

とどろきTVでご紹介いただきました

長い間いつもセミナーなどで講師やゲストの方に
お礼としてグラスをご依頼いただいている梶川さん。
今回はユーストリームでご依頼いただいたグラスを
ご紹介くださいました。
嬉しいです(^^)

ほのぼのムードの中、第1回とどろきTVスタート。
第1回目のゲストさんは、かなやんさん
実はみんなやってる?猫背になりやすい歩き方とか
へぇーな情報や実際に体操も
思わず、一緒にやってみました(^0^)

次世代を育てる人にスポットを当てた対談番組
コンセプトも素晴らしいです。

アトリエピジョンのコンセプトとも近いんですよね。
アトリエピジョンは企業のお客様が多くを占めてます。
人を大切に思う人や企業が増えれば
愛ある商品がますます多くなり、
また多くの人の人生を豊かにすると信じてます。
そんな一環を担えるのが私たちの思い。

すてきな和が増えていきますように

ご依頼いただいたグラスです
てびねりメッセージグラス
 

父の日のグラスオーダーベスト

今年の母の日・父の日のグラスオーダーでは
ともに一口ビアグラスが多かったです。

お父様のビールを飲む量が減ってきたとか
形がよかったからと、理由は様々。

彫るメッセージやデザイン、それに
アイテム選ぶのもいろいろ思案されてて
オーダーメイドは思いのほか時間がかかるのです。

それだけに喜ばれるのでしょうね

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オーダーメイドのこと

お客様へのインタビュー中、逆に質問されました。
今まで大変だったオーダーとか、愚痴はないかとのこと。
大変というか、対応できなくて困ったことはいっぱいです。オーダーメイドというと多くの方が形から製作できると思ってらっしゃって、実際には可能ではあるもののものすごく時間とコストがかかるんですね。
弊社は出来上がったガラス素材にデザインや文字を彫ることをやっています。ガラス素材は、吹きガラスやキャスティングと呼ばれる1つづつ型をつくって製作するものを依頼するといったこと。

市場にたくさんあるいろんな形のガラスアイテムは、ほとんどが型を使ってます。型を作って、数万個以上作ることで数十万~もかかる型代を償却しているのですね。世の中にいろんな形のガラスがあるのだから、自分の希望するガラスが簡単に作れるんじゃないかと思ってしまいます。私もこの仕事を始める前は多分そんな風に思ってました。

例えば多いのが、ガラスの靴を彼女の足のサイズにしてほしいとか、地球儀型の時計(グローブクロック)が小さいのでもっと大きいサイズのものを依頼できないかと。ですが、型がないので、型が必要になる。メーカーは型を作るにはある程度のロットを必要とするので1つだけ作ることはできません。もともと型で造られたものは、吹きガラスでの再現はできず、そうした場合はキャスティングという方法があるのですが、それも1つのために型を作るので、ご依頼者が思っているより、とんでもなくコストがかかるのです。仕上がりといえば、モノによってはキャスティングで出来上がったもののほうが味があるように見えていいものの、大方のアイテムは元のモノより見劣りしてしまいます。キャスティングが悪いというのではなく、型で計算されつくしたものを再現するには難があるということです。特にグローブクロックは素材自体が一般的なガラスと違うし、ガラスだけでなくガラスを支えるパーツなどもまたロットで依頼しないとならないでしょうから、せっかくのご希望もお断りせざるを得ないのです。

ちょっと長くなりました。
なんだかんだといいながら、素材から新たに製作したものもたくさんあります。

自作のステレオシステムの表面を飾るものであったり、ランプや箸置き、香炉セット、花器、グラス類などなど。こうしてみると吹きガラスでできるようなものが多いですね。

あるとき、オセロセットをオリジナルでご依頼されました。オセロの駒はかなりのロットを型で作れば安価にできますが、1点なので型を作るわけにもいかず、ガラスから正円をくりぬくわけです。ご予算にも納期にもかなり余裕があったので、まずはメーカー探し。多くのメーカーに無理と断られ、最初見積もりをしてくれたところで1個数百円。しかもきれいにくり抜けるかどうかは保証できないと。その素材をそのままは使えないのでその後の処置とかも考えるととんでもない金額になりそうです。でもあたりはつけたのでそこからさらなるメーカー探しでした。そして、なんとか対応できそうなガラスメーカーも見つかったので、お客様のオーダーをお受けし、メーカーに早速注文したのですが、そのガラスメーカーから上がってきたオセロの駒が衝撃的な出来で、とても提供できる品ではなかったのです。

すでに余裕のあった納期を半分使っていたので、お客様に相談したところ、時間はかかってもよいからと待ってくださることに。そうしてるうちに対応できそうなメーカーが見つかって、制限はたくさんあったモノの、当初では思いつかなかった形のものができました。結局、希望された日には間に合わなかったのですが、おわびに送っていたグラスと、現況を話されたようで、プロポーズは大成功。後日お届けしたオセロセットも大切な記念になったと彼女さんからもご連絡いただきました。お二人ともとっても寛容な方だったので、出来上がった品も喜んでもらえたのですが、1か月以上も余裕を持ってくださったのに、希望の日にはお届けできなくて申し訳なかったのを覚えています。

写真をお見せできないのが残念ですが、オセロの駒は透明とフロスト加工した面で表裏に仕上げました。ちょっと上品なオセロ?って感じでしょうか。
きれいなマルには難があるけれど、ステンドを使ってオセロの駒を作っている方もいらっしゃったので、そういうのも良いですよね

engaged couple with wine glasses

ドラマいっぱいのオーダーメイド

一つ一つのギフトに、それぞれのドラマあり。
ギフトに至るまでのお話を
お聞かせいただくことが多々あります。
その中で、多くはないのですが、
もっと過去のことまでお話ししてくださる方も。
取引先との関係で、
以前はこうだったのだけれども、
今はこうだから、どうしたいのだと
それを伝えるために、少し深い話になってくるのです。
普段は企業様のご依頼が多いのですが
プロポーズの際のご相談を受けたこともありました。
相手を知ると共鳴しやすく、
より思いがはいりやすくなります。
このギフトを最高の形にしたいという
思いに共鳴するのです。
でも最大の効果は
多少時間がかかっても、ギフトをされるご依頼者自身が
その思いやそこに至るまでをお話しされることで
思いが明確化でき、整理ができること。
そして思いが入った分、喜びに変わりやすいのです。
ギフトを義務的にしていると
貰う人も義務的になりがちなのは
以前なんだたっかのデーターで見たことがあります。
せっかく贈るのだから、
感動してもらうとか
励みにしてもらうとか
最大の効果を発揮するなら
手間も時間もかかっても
思いを明確化して、相手をみる。
そのためにも、そういった思いを受け取れるように
オーダーを受ける私たちも日々研鑽です。
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素材からオーダーメイド

アトリエピジョンのオーダーメイドには、
既製品に名前を入れるものから、
素材から作るものまでいろいろあります。

素材を作るとなるとかなり時間と手間を要します。
そしてコストも…

 
素材はアトリエピジョンでは作れないので、
吹きガラスやキャスティング(鋳造)などを

専門としている会社に依頼。
これがご要望が結構複雑なものが多く、
一筋縄ではいかないのです。

いろんな成型品を見ていると
何でもできるだろうと思いますよね。
ところが、型があるわけでもなく、
また前例にないような仕様だと
やってみなければわからないという回答が多いんです。

私も難しいかなぁーと思いながら
聞いてみるんですけどね。
 
オンリーワンは、とても魅力のあるものです。
ただし色一つでさえ、難を伴います。
それを作るときの温度や湿度、職人の感覚、、、
いろんな条件を経てできるためで
最初にこれと決めた色が再現できるのは難しいのです。
 
蓮彫刻 仕上げ前の洗い

蓮彫刻 仕上げ前の洗い

この写真のグラスは
打ち合わせでとっても時間のかかったモノ。
シリーズで8点分。

オブジェに比べグラス素材のオーダーメイドは
割とスムーズなのですが、
被(き)せガラスという二層になった特殊なもので、
その層の厚み具合は個別に違い彫れ具合が変わる。
そして、デザインもオリジナルをご希望だったため、
ご依頼から納品まで2か月かかったものです。
 
それだけ時間がかかるものは
ご依頼者にとっても相当にエネルギーを必要とするものです。
素材からのご相談でこういったことを説明すると
多くの場合、納期で対応が難しくなります。
お祝い事って期間を逃さないほうがいいですしね。

逆に対応できないモノも結構あって
お断りすることも多いです。

それでもご理解いただいてご依頼をいただく方の思いに
何かただならぬものを感じます。

そのエネルギーのもとを受け留めて
大切に製作したいです。

もちろん、どのご依頼も全てが一期一会で大切なもので
一つ一つの思いを知るということが大前提です

喜んでくれるから、うれしくてまたつくる

「好きだからつくる。
 そうすると、喜んでくれる。
 喜んでくれるから、うれしくてまたつくる。
 そうするとまた喜んでくれる。
 そうやって今があるんだよ』

以前有名なゴルフクラブ設計士である
故・竹林氏から伺った言葉です。
思わぬ機会を得て、
モノづくりに対してお伺いした時の言葉で
すっかりその質問の内容を忘れてしまったものの
竹林さんの満面の笑みときらきらした目の輝きで
冒頭のように語ってくださったのを今でも覚えてます。

モノ作りを始めたばかりの当時にはわからなかった
その真の喜びが今はとてもよくわかります。

物を作るということよりも
思いであったり、
そのものを使う人の何かを創造し形にする
ということが自分にとって大きな喜びになるのです。

それはお客様も同じで
オーダーメイドでご依頼いただいたとしても
共に創造しているに他ならないんですよね。

ものづくりは孤独だという人もいて
それはそれでとても魅力的なことだし
素晴らしい作品が生まれているのもわかります。

それとは別に、共に創る人がいる喜びは
私にとってそれ以上にかけがえのないもの。

ギフトが喜ばれるのは、
単にモノだけじゃないなにかがあるから。
それを大切にしていきたいと思ってます

写真は、教室生徒さんの作品
何かを創造する喜びをよく知ってる方です(^^)
オイルランプ

結婚祝いの日付はどうする?

よくある問い合わせで
結婚のお祝いの日付に
入籍日挙式日のどちらにすればいいの?というのがあります。

ご結婚のお祝いは、挙式日でも入籍の日でもどちらもあり、お好みで彫刻しています。
お祝いには挙式日が多いですが、入籍日にこだわりを持っていらっしゃる場合は入籍日にします。
たとえば、入籍がいい夫婦の日の11月22日だとすると、
これはとても思いが込められているのではないでしょうか

新婦の誕生日に合わせて入籍とか
最近ではDAIGO & 北川景子ご夫妻だと、北川景子さんの1好きにあわせたと
いうお話も聞きます。

また、年号だけにこだわっている場合もあり
年号のみといったことも、ちょくちょくオーダーいただきます。

取引先のご子息の結婚祝いなどといったご依頼も多く
あまり近しい関係でない、日付がはっきりわからない場合も
年号だけでも入れられるとよいですね。

ワイングラス

ペアワイングラス

写真事例について

Where there is a will, there is a way.
意志あるところに道あり

—  就任祝いによくつかわれる諺です —

—————————–

時計などの彫刻した参考写真を見たいというお問い合わせをよくいただます。
時計はほとんどがコーポレイトギフトに使用されており
以前掲載OKだったものが問題になったりと
センシティブなことであるため、掲載ご許可もうかがっていない状態です。

レイアウト原稿で参考になるものを随時掲載していきたいと思います。
こんなレイアウト見てみたいというのがありましたら、ぜひご要望ください
(ご要望くださったレイアウトは、本ブログやHPで掲載させていただきます)

マルカートスケルトン
マルカートスケルトンクロック

中にはありがたく掲載ご許可くださる方もあり
ごくわずかではありますが、可能な限り掲載いたします。

ガラスの成形のオーダーメイド

ガラス彫刻のオーダーメイドは
すでに成型されているガラス素材に彫ります。

よくお問い合わせいただくのが
ガラスの靴でHPにあるものは小さいものではなく
彼女の足の大きさのものを作って欲しいというご依頼です。

他にも
バラなどの花をガラスで作って欲しいとか
消火器やお神輿など先様の仕事や趣味のものに関係するようなものを
お問い合わせいただきます。

せっかくお問い合わせいただいても製作方法が全く違っているため
対応できなくて残念です。

ガラスでお好みの形に整形していくものは「ホットワーク」と呼ばれるもので
高温で液化しているガラス素地を
型を作ってガラス素地を流し込んで整形するものと
吹きガラスなどのように熱しながら少しづつ吹いたり、
ひねったりして成形していくものがあります。

アトリエピジョンで施しているものは「コールドワーク」(成型されて冷却した後に施す)です。
出来上がったガラスに彫るので、ホットワークのような柔らかいラインを出したり
自由な成形は難があります。
その代わりに彫刻の仕方で繊細な表現ができるという魅力があります

you-tube でガラス成形を見つけたのでご参考に
How to make a glass fish replica

アトリエピジョンでの製作過程です
山の彫刻 (こちらも動画)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

といったところで、やはりわかりづらいかもしれません。
ご不明な場合は、できるできないにかかわらず
お気軽にお問い合わせいただければ、お答えしたいと思います