カテゴリー別アーカイブ: 4.マナー

クリスタルは『感覚を研ぎ澄ます』カラー

ギフトにガラス製品は失礼ではないですか?

最近ではほとんど聞かなくなりましたが、つい先日、商品のご相談を受ける中でついでに質問されたことです。ガラスは壊れ物の代表で、特に結婚祝いでは『切れる』『割れる』『壊れる』などをイメージさせるものはタブーとされてきました。そういった昔からの慣習もあり、ギフトでは失礼と考えられたのかもしれません。

昨今、お祝い市場も変化し多種多様化しています。ガラス製品だけでなく刃物まで結婚祝いとして活躍しているようです。新しい門出に必要なものをそろえるために、当事者がリクエストされることも増えていることも一因でしょう。

又、タブー視されていた意味合いも、視点を変えることで 別の意味合いとして捉えることができ、陶器やガラスはとてもポピュラーな贈り物になってきてますね。

刃物やガラス、鏡の持つもうひとつの顔は、『新しい未来を切り開く』『幸せを分かつ』 『悪い運を裁つ』『心を映す、幸せを映す』 などなど。

冒頭のご質問をくださった方は、ご就任お祝いのご相談でした。ご就任お祝いで時計やグラスなどガラス製品をお送りすることは花ほど一般的ではないものの、多く見られます。大切に使えばずっと残るもので、刻まれたメッセージもずっと輝き続けます。また、色の観点から行くとクリスタルは『感覚を研ぎ澄ます』ものなので、先見の明を必要とする役にご就任される方にもぴったりですね。

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周年記念品を贈る日

今日はお問い合わせから

『周年記念の記念品を贈る日は周年の日を迎える日より前なのか、迎えてからなのか、基本的にはどうすればよいのでしょうか』

お問い合わせの方は自社が●●周年を迎えられ、その記念品を贈る日(宅配する日)について検討されていました。特に決まったしきたりがあるわけではないので、アトリエピジョンでご依頼いただいた事例からまとめます。

  • 式典で渡す
    周年記念の式典や祝賀会などを開催されている場合、その式典で記念品をお渡しされます。式典に参加されない方へは、先様へ直送したり、直接会いに行ってお渡しされているようです。
  • 周年記念を迎えた年始めから
    例えば6月に創立記念日を迎える場合でも1月からお会いになる方へ手渡しできるよう前もって準備されてます。
  • 創立記念日の前後1週間ぐらい
    できるだけ記念の日に送れるように準備されている方もあります。先様が周年記念を迎えた場合に送るお祝いに比べると、記念日に合わせる方は多くはありません。
  • 周年記念を迎えてから
    飲食店や小売店などで、お得意様に随時お渡しされるようです。また、周年記念のイベントを特に用意されていない方がお祝いをいただいた返礼を兼ねて贈られるケースもあります。

事例を見ると、皆様それぞれの事情やシチュエーションがありますね。記念品は、ボールペンやケース、時計などよく見られるものでも、多くの場合社名入れされています。ですので日数をある程度要するからなのか、また会社の決済などもあり、数十個~千個単位に及ぶまでかなり早くから準備されている方が多いです。お渡しするのは記念日を迎えてからでも準備だけはしておいてもよさそうですね。
また、できれば直接手渡しして周年を迎えた感謝の言葉を添えたいところ。ですが周年の日はとてもあわただしく、特に100人以上の規模になってくると、当日にというのは難しいもので、あとで直接手渡しされるのか、それとも宅配の手配をするのかも考慮する必要がありそうです

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お歳暮贈る時期とお返しについて

お歳暮が届く時期になりました。

しかし、数十年前に比べお歳暮の数はずいぶんと減っているのではないでしょうか。減っている理由はお歳暮はいったん贈るとすぐにやめるものではありませんが、仲人さんから3年後に辞退されたとか、外資系の企業が増えるにつれお歳暮を贈る習慣がない、また取引先からのお中元・お歳暮や接待を受けることを禁止されている会社も多く、虚礼廃止によるものがあげられます。

とはいえ1年を締めくくる年末の大切な慣習はまだまだ健在です。お歳暮のしきたりを知って、感謝をお届けできれば良いですね

  • 由来
    日頃の感謝として贈るお歳暮のはじまりは江戸時代。もともとは新年に先祖の霊を迎える御魂祭りのお供え物が始まりでした。いつしか本家や親元へ先祖の例にお供えするものを持っていくようになりました。また、お世話になった方への歳暮まわりと呼ばれる行事が行われるようになり、江戸時代にはお世話になった方への贈り物として品を贈る事が習慣化されました。この時代、掛売りの決済を盆と暮れまたは暮れの1回にしており、1年間の取引や親交の感謝として贈答品を送ることが盛んに行われていたのです江戸時代の習慣が現在でも受け継がれ、1年間の感謝として、 年末に贈る贈り物を表す言葉として使われています。
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  • 贈る時期
    季節のご挨拶であるお歳暮なので、贈る時期はとても重要。正式には、お正月のお祝いの準備を始める「事始めの日」(12月13日~12月20日)に贈るものとされています。現在では、若干前倒しの傾向で11月末頃から贈る人も増えています。地域別の送る時期
    ○関東地方:12月初旬~12月下旬
    ○関西地方:12月13日~12月下旬12月26日以降は「お歳暮」ではなく「寒中御見舞い」年内に送れない場合は、「御年賀」として贈ります。
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  • 喪中の時のお歳暮
    祝い事ではないお歳暮は相手に感謝の気持ちを贈る事なので、双方のどちらかが喪中でも関係なく贈ってもかまわないのですが 気になる場合や忌中(仏教では忌明け法要前、神道では忌明け祭前)は お伺いを立ててから時期をずらして贈るのが礼儀です。
    四十九日を過ぎていない場合→『寒中お見舞い』、『忌中御見舞』
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  • お返し
    日頃の感謝に贈るものなので、お歳暮をいただいてもお返しは必要ありません。宅配などで届いた場合には、無事着いたことなどのお知らせも兼ねて、お礼状(はがき)をすぐに出しましょう 。

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「お誕生日」、それとも「ご誕生日」?

今日はお問い合わせから

『取引先の専務さんへのお誕生日のお祝いに贈るのに「お誕生日」とするのか「ご誕生日」とするべきなのでしょうか。(後略)』。内容から彫刻するメッセージは英語に決定しましたが、メッセージカードでは日本語で印字したいとのこと。

誕生日については、「お誕生日」でも「ご誕生日」のどちらもありますし、「御誕生日」とすればどちらの読みでも対応は可能です
ですが、やはりここは意味合いを知って使いたいものですよね。

そこで調べてみましたところ、「お」と「ご」を使い分ける単語は「返事」などほかにもいくつかあるようです。
また「ご」をつけるのは漢語(中国から伝わってきて日本語になった言葉)で、「お」をつけるのは和語(日本古来の言葉)というルールがあるとのこと。詳しくは、ほどよい敬語の使い方~「ご返事?お返事?」、「お」と「ご」どちらを付ける?でどうぞ。

こちらの前田めぐるさんが運営するほどよい敬語の使い方サイトには、とても参考になる敬語の記事が盛りだくさんです。よくお問い合わせいただく敬語についてのご質問はほぼこちらのサイトで解決できそうです。感謝

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還暦のお祝いに込める思いの参考に

医学の発達していなかった時代、人生50年といわれ還暦に当たる60歳は、長寿と言われていました。けれど、平均寿命がずいぶんと伸びた現代では還暦を迎えられた方も社会の第一線で活躍される現役の方がほとんどで、お年寄りのイメージからほど遠いです。

■還暦は何を意味する?
60年は干支が一巡したもの。
本来『干支』とは、十干十二支の組み合わせの、甲子(きのえね)から始まり、癸亥(みずのとい)までの60年をさしており(単純に今年は申年で~というのは、12支を指しています)、生まれ年から60年たつと同じ干支に戻ることから、人生60年を一巡という意味で「還暦」と呼ぶようになったのですね。同様の意味から、「本卦還り」ともいいます。

■還暦のお祝い
還暦祝いというと赤いちゃんちゃんこを着てお祝い というのがあります。これは干支を一巡し赤ちゃんに戻るということからできたならわしで、また赤は厄除けにもなるのですね。人生の節目は災厄に見舞われやすいので、ご長寿祝はそのめでたい節目をお祝いには厄払いの願いも込められています。
ということから、還暦祝いには赤い色のものが良いのです

■思い
赤ちゃんに還るといっても、様々な知識や経験を積みながら人生を一巡されるわけですから、第二の人生は新たな気持ちでその知識や経験を元にはじめられることができる素晴らしいスタートです。ですが定年を迎え、今まで積み上げてこられたものや共に汗した仲間たちから離れる寂しさは多々あると思います。
れまでの経験や実績に対して最大の敬意を払い、素晴らしいスタートに拍手を贈りたいものですね
永年の功労に感謝の言葉をいれてみませんか
↓ ↓ ↓  支えてくださった奥さまにも

てびねりメッセージグラス
てびねりメッセージグラス

親切なメール対応

毎日メールでいろんな人に接していて、勉強になることが多いです。多くはビジネスユースということもあり、メールの心得がある方ばかりで、わかりやすく助かっています。

その中でも『気づかい』が感じられるとても親切なメールがあります。
長いものは最初に目次を作ってくれているとか、細かい要望はラフにしたりわざわざ画像を作って赤丸で要望をわかりやすくしてくれている、ある人は時間経過をまとめてくれているとかです。

先日、よいなと思ったのは、急ぎのお客様からで
電話が必要な場合に何時までだったらこの電話で、午前中は会議で電話不可、午後何時から携帯(080-○○○○-××××)まで といった記載を入れてくれてました。
電話番号はご注文時の登録を確認すればわかることなのですが、そのメールだけで内容も都合いい時間や電話番号までわかるので、調べる手間が省ける分、早急に対応しやすいのです。
似たようなものでは、休日のメールはこちらに送ってくださいと毎回メールの送り先を記載して下さる方もいます。

急を要するときは、あいさつ文も省きシンプルに必要内容と名前だけを伝えるというのも良いし、逆に文頭や文末に励ましや気づかいの言葉を入れてくださると、堅苦しいビジネスメールの中にもハートを感じられます。

こんな風に状況に合わせ気づかいできるのってすばらしいなと感心させられます。この気遣いというギフトをこちらが受け取っているのですよね。
このギフトをより良いものにしたいという思いが強くなります。

メールを受ける立場としてみましたが、メールを送る側としてよいギフトを贈れるようにしたいのです。

メール対応で何が正解というのはないでしょうし、ある人は良いと思うことが別の人には面倒になることもあって相手によることも多々あります。
それでも良いなと思うことはどんどん取り入れていきたいと思ってます。

親切なメール

ハスの花をお祝い事で使えるの?

ロータス
ハスの花が見事な時期になりました。
ハスの開花時にポコッと音が鳴るのだと聞いて、以前早朝からハスの開花を見に行ったことがありました。そうしたらなんと聞こえたのです! でも、これ随分後になって聞かされたのですが、ポコッという音は開花音ではなくカエルが水に入った音だとか、水中で茎が鳴る音だとからしく、開花音はならないということでした。開花音って何年も信じてたのですけどね…(^_^;;)
今は動画がたくさん出回ってて、開花時を見ることができます。ほかの花同様、ゆっくりゆっくり開いていますから、音はなりそうにありませんね

えー、前置きが非常に長くなりました。

ハスの花をお祝いごとに使えるかどうかについてです。

ご質問いただいた方が心配されてたことは、縁起の良いレンコンとは違って蓮の花はどこか縁起の悪いイメージがあるということでした。私もそんな印象を持っていますが、蓮の花は縁起が悪いということではないのです。ただ、仏様を象徴するため蓮の花が弔事に使用されるために縁起が悪い印象になってしまうことにあるようです。ところが、インドではとても縁起の良い花なのですね。この違いは日本では仏教が死者を弔うためのものという意識が強いからとのこと。

日本では、前述の理由から縁起の良い花であっても慶事にはそぐわないと思われることもあるようです。とあるホテルでハスの花を飾っていたら、お客様からクレームがついてさげたという話があります(未確認情報ですが)。ですので、特にしきたりを重んじる方へのお祝い事としては避けたほうが良いかもしれません。

ちなみに日本を出ると最も縁起の良い花として重宝がられているインドをはじめヨーロッパでも縁起の良い花として結婚のお祝いでも喜ばれているそうですよ。

仏具
仏具(花器と線香立て)

喪中時のお中元

お中元は一昔前に比べ少なくなったのですが、まだまだ根強い文化ですね。
日頃の感謝をお伝えするとても良い機会だと思います。
そのお中元で、喪中の時も贈っていいものかご質問がありました。

お中元は、日ごろの感謝の気持ちを贈るもの。喜びごとではないので、双方のどちらかが喪中でも関係なく贈ってもかまいません。喪中にお中元をいただくときは、ありがたく感謝の気持ちを受け取りたいものです。ただし贈る側になると、相手が気にされることもあり、期中を避けて贈るなど少し気を付けたほうが良いでしょう。

自分が喪中の時は慶事用ののしは使わず無地のしを使います。
感謝の気持ちにもちょっとした気配りは必要ですね

もうちょっと詳しい内容は、お中元の豆知識とマナー

多目的フリーグラス 『なごみ』

多目的フリーグラス 『なごみ』

 

ギフトする時期を逃した時にすること

日本人はとかく時間に厳しいです。
ギフトマナーの中にも日時的なものはかなり多く存在してて、特にしきたりを重んじる方やビジネスシーンでの贈り物には信用にもかかってくるので気を付けたいところですね。

ですが、それにこだわりすぎて、期限を逃したからと言って、そのままなしのつぶてにしてしまっては、同じく信用を築けるものではありません。

  • お知らせを受けていたり、何らかの形で知っていたのに多忙でついつい忘れてしまった

これ良くご相談を受けるシチュエーションで「1か月ぐらい過ぎたのだけど…」なんてことが頻繁です。こうなってしまうと、一番贈りづらいのですが、お祝いしたい思いがあるのであれば、何とか直接会って手渡しされることをお勧めします。そして、その時に贈れたことに対するおわびもそえて。
よくありがちなのが、遅れた言い訳をしてしまうこと。遅れてしまったことはまぎれもない事実。なのに言い訳は相手にとっては無用というか、かえって信頼出来なくなる要因にもなります。とはいえ、何度も何度も謝りすぎるのもよくありません。一言心から遅れたことを謝った後は、お祝いの気持ちを最大限で伝えます

でもできたら、こんなことは避けたいもの。普段からお知らせを受けた時は、すぐに電話や電報で祝辞を。

  • お知らせも受けていないし、ずいぶん経って人から聞いた。あるいは最近お知り合いになった。

状況にもよりますが、ものごとは知った時に行動することが一番です。相手にとってどんなお祝いになればうれしいか考えてみたら、どうすればよいか見えるかもしれませんね。

長寿のお祝いは厄払い

還暦・古稀・喜寿・傘寿・米寿・
卒寿・白寿・百寿・上寿…といった長寿の節目

長寿であることをお祝いするだけではなく
大切な意味があります。
厄年は災難にあいやすく、慎むべき年とされていますが、
その一方で社会において大切な役目・役割を担う「役」の
年回りであると言われます。

古来より長寿であることは大変におめでたいことです。
その年を息災に過ごせるよう願いをこめ、お祝いします。

○長寿の節目は、還暦は満年齢
還暦以外は数え年になります。

還暦(60)・古稀(70)・喜寿(77)・傘寿(80)・米寿(88)・
卒寿(90)・白寿(99)・百寿(100)・上寿(100~)

長寿になればなるほどに節目が増えてくるのは
それだけ災厄にも合いやすいということでしょう。

大切なご家族、厄払いにも
家族みんなで膳を設けてお祝いしたいものですね^^

ところで、最近では、
還暦以外でも満年齢でお祝いするケースが増えてます。
お祝い年でご質問をいただくことがありますが、
数え年を過ぎても、満年齢があるので
ぜひお祝いしてください

長寿のお祝いのマナー&名称

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