7月の異名 -文月、秋初月、書披月、女郎花月ー

7月は陰暦で秋(7~9月の三ヶ月)のはじまりの月にあたります。新暦ではこれから夏本番という時なので少々違和感を感じてしまう異名が多いのですが、現代でも通じるものもあるので、手紙などに添える言葉にうまく取り入れることができるといいですね(^^)

    • 文月(ふみづき・ふづき)– 七夕に短冊に詩歌を書いて献じ、歌や字の上達を願ったことから。また、稲穂が膨らむ時期であることから穂含月(ふふみづき)含月(ふくみづき)、稲穂の膨らみを見る穂見月(ほみづきが転じたとする説がある。
    • 文披月(ふみひらづき・ふみひろげづき)書披月(ふみひろげづき)– 七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があることから。文披は文をひろげて曝すという意。
    • 秋初月(あきそめつき・あきはづき)初秋(はつあき・しょしゅう)新秋(しんしゅう)孟秋(もうしゅう)肇秋(ちょうしゅう)開秋(かいしゅう)首秋(しゅしゅう)上秋(じょうしゅう)初商(しょしょう)早商(そうしょう)– 秋の始まりの月。「孟」「肇」は初め、「商」は秋を意味する
    • 建申月 (けんしんげつ)申月(しんげつ)申の月(さるのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして7月を「建申」としました。「建」の文字は「建す(おざす)」で、北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 女郎花月(おみなえしつき・をみなえしづき)– 女郎花の花が咲く月から
    • 蘭月(らんげつ)蘭秋(らんしゅう– 秋のはじめ
    • 七夕月・棚機月(たなばたつき)– 陰暦の7月。棚機祭の行われる月であることから。「鵲のよりはの橋も心せよ棚機月のころ待ちえたり(蔵玉集)」
    • 七夜月(ななよづき– 七夕のある月
    • 愛合月・愛逢月(めであいづき– 七夕伝説より織女と彦星が逢い愛し合う月。
    • 親月(おやづき・しんげつ)– 盂蘭盆会の行われる月で親の墓にお参りする意味から。
    • 盆秋(ぼんしゅう-盂蘭盆会(うらぼんえ)のある季節
    • 袖合月(そであいづき
    • 相月(あいづき・しょうげつ・そうげつ)
    • 歌見月(うたみづき
    • 涼月(りょうげつ)涼天(りょうてん)– 涼しげに感じる月の光のこと
    • 商秋(しょうしゅう)商節(しょうせつ)– 「商」は秋の意で、四季の秋を指す
    • 桐月(とうげつ)桐秋(とうしゅう)-大きな桐の葉が音をたてて落ちると、秋になったなと思う。淮南子の語によるもので、桐の一葉を意味することが多い季節
    • 爽節(そうせつ– さわやかで心地よい秋
    • 流火(りゅうか– 転涼の意味する「七月流火」から
    • 鶉尾(じゅんび)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、鶉尾は立秋・処暑に当たる
    • 夷則(いそく)– 中国音楽のひとつで、十二律の9番目の音
      。日本の鸞鏡(らんけい)に相当する。
    • 素秋(そしゅう)素商(そしょう)– 「素」は白の意。五行説で白色を秋に配するところから》秋の異称。「商」は秋
    • 処暑(しょしょ)– 陰暦の二十四節気のひとつ
    • 全く由来がわからないもの。
    • 槐秋(かいしゅう– 「槐」はエンジュのこと?
    • 瓜月(かげつ)
    • 瓜時(かじ)– 「瓜時」はメロンを意味するので、実をなすころという意味?
    • 享菽(きょうしゅく)
    • 巧月(こうげつ)皓月(こうげつ)-「皓月」は明るく輝く月のことを意味する。月と言えば8月の異名のほうがあっているような気がするのですが、、、
    • 大晋(だいしん
    • 窒相(ちっそう)
    • 否月(ひげつ)
    • 賓涼(ひんりょう)
    • 烹葵(ほうき)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです