彫刻用デザイン【do0310】だるま

ワンポイントデザイン【do0310】


だるま

達磨大使の教えと達磨が座禅を組んでいたそのお姿から由来。日本の「起き上がり小法師」と重なり、現在のだるまの形へとなっています。
一般的な縁起は「七転び八起き」「必勝祈願」「無病息災」「家内安全」です

達磨の色:一般的にある達磨の赤は、中国から伝わった吉祥色であり開運の意味を持ちます。また、赤は古来より魔よけの意味も持ち合わせています。最近多く見られる金色の達磨は、ずばり金運。ガラスに彫刻した白の達磨は願望成就、目標達成の意味を持ち合わせます。

  • 赤ー開運・魔よけ
  • 金ー金運
  • 白ー願望成就、人間関係、財運
  • 緑ー健康
  • ピンクー恋愛成就
  • 黒ー商売繁盛、出世運

達磨の目
願掛けに片目に目を入れ、願い事が叶ったらもう一方に目入れして両目を完成させます。片目を入れることを開眼、両目を入れて満願となります。
これは陰陽説の教えからといわれていて、左が陽で右が陰とされ、陽である左目かられるようになりました。また阿吽を表しているともいわれます。
ところが、地方や縁起担ぎの目的によっても目入れの順番が違っていて、たとえば選挙では「右に出るものはいない」ということで、右から入れるなどがあります。

満願成就したときのお礼品に、目を書き入れたグラスなどに利用されています

達磨は、中国禅宗の祖である達磨大師(「菩提達磨(ぼだいだるま)」とか「達磨多羅(だるまたら)」ともいう)が由来。南インドの国の国王の三男として生まれた達磨多羅。ある時国に教えを説きに来た般若多羅に宝珠よりも素晴らしい宝は正しい教えにある。智慧こそが最も素晴らしい宝だといい、その答えに感銘した般若多羅は達磨多羅に出家をすすめました。
父王がなくなり出家。この時に般若多羅より「菩提達磨」という名前を授かり、40年という厳しい修行をつづけました。一人前になった菩提達磨は布教しようと師匠に尋ねると、師匠はまだ私のもとで修業を続け、その後はインド中を布教した後、中国へ渡って布教しなさいといいます。その教え通り、師匠の下で更なる修行に励み、師匠が亡くなってから67年間でインド中で仏教の教えを伝えました。
そして、すでに100歳を超えた高齢であるにもかかわらず、師匠の教えを守り海路を使って中国へ渡ります。中国では武帝に教えを説いたものの、その教えを武帝は受け入れられず、菩提達磨は去ります(武帝は後悔したとのこと)。

達磨大使
菩提達磨は、北魏 少林寺で座禅修行に励み、弟子(※)を迎え、ともに修行を続けた後、少林寺をひきはらい都へ向かいます。そこで念仏三昧にあけくれ、150年の生涯を閉じました。死後、皇帝より大使の称号が贈られました。
心身ともに鍛えることが必要だという菩提達磨の教えから少林寺では拳と禅を教えており、日本に伝わって少林寺拳法となったのです。

(※)当初、仏教の教えは厳しいもので簡単に受けられるものではないと弟子入りを断わりましたが、その場で肘下を切り落としたことで、達磨は弟子入りを受けました。

面壁九年(めんぺきくねん)
達磨がなぜ手足がないのか。これは達磨大使が、9年もの間、壁に向かって座禅を行っており、手足腐るほどの修行に耐えたからだとされています。実際には、手足は腐っていたかどうかはわかりませんが、座禅を組んでいるそのお姿は手も足もないように見えます。

【彫刻事例】

リファインオールド / 希望により目を入れて口元を変えてます

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■ デザインカテゴリ:エレメント、マーク、縁起
キーワード:だるま、縁起、必勝祈願
■ ギフトシーン:ホールインワン祝い就職祝い、応援
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■ 彫刻ご依頼方法:デザインの記入欄がある商品注文ページでは記入欄に「do0310」をご記載ください。ない商品については、通信欄などでご指定いただけます。
■ その他、同義デザインなど


王冠 do0114 エレメント、マーク、縁起

 


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