年始のご挨拶の期限

年始の挨拶の準備もそろそろ終盤になるでしょうか

12月はイベント続きで、年末に大慌てになって、時機を逃してしまうということがありがちです。また直接お会いしてご挨拶と考えていると、双方の予定が合わず時期を逃してしまうこともありますね。

お年賀として送る時期は、お正月期間(松の明ける7日)まで。
お正月は三が日だけではなく、松の内7日間が正式です(^^)

お正月を過ぎたときの挨拶の名称は寒中お見舞い。
下記一覧をご参考に

贈る時期 名称 のし表書き 時期:その他
~1/7(1/15) 年賀 御年賀 松の内:1/1~1/7(関西は1/15)
喪中は避けます
1/5,6(小寒)~
2/3,4(立春)
寒中 寒中御見舞 松の内にお送りできなかった場合
喪中はこの時期に
2/3,4(立春)~ 余寒御見舞

 

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彫刻の参考になるもの

遺産には精巧な細工を施したり高度な技術で制作されたものがあり、とても参考になります。それに加え、描かれているものに込められた意味を知ると時代背景が垣間見え、またストーリーも浮かびあってくるようです。

金蘭豪華なのはちょっぴし苦手なのですが、金蘭豪華な姿を取り戻した二条城唐門を見て、しばらく離れることができませんでした。

釘隠しまで見事です!
 
遠く及ばずながらも、彫りの参考にしたいと思うのでした(^^)

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離れていることが、人と人とを・・・

– 寒いことが、人の気持ちを緩めるんだ
離れていることが、人と人とを近づけるんだ –

取材途中に熊に襲われてなくなった星野道夫さんの言葉です。
星野さんの写真は、とても優しく、暖かい。それは、雄大な自然の厳しさを知り尽くしたからなのかもしれません。大自然の中にいると、なんてちっぽけなんだろうと思います。でも、そのちっぽけな自分も自然の一部と気づいたとき、生きる力がみなぎってきます。そして、ふと今は離れているけどあたたかな存在に気づくのです。

「命ってなんだろう?」「生きるって、どういうこと?」
そんな質問をいただいたことがあります。

苦しくってもがいて、やがて死を考えたときに、生きるための理由を探していました。一人で問題を抱え込んでいたのです。でも彼女には彼女を思うたくさんの人がまわりにいました。ところが近すぎて、観えていなかったのですね。

自分が解決しなくてはという思いは、一見 責任感が強いようですが周りの人を信頼してないということでもあります。到底彼女一人では解決できる問題じゃなく、問題は更に複雑化していってました。

いっぱいいっぱいになった彼女はあることがきっかけで一人でいることも危険とされ、周りと相談の上、私の家で数日間過ごすことになりました。その間、その問題のことはほとんど触れませんでした。ただ、一緒に仕事に行き、一緒に食事をし、ちょっと遊びに出かけ、たり前の日常を共に過ごしたのです。

数日後、自宅に戻った彼女はある決断をしていました。「自分ひとりで解決する」という思いを手放し、周りの人の協力を得て、解決へとすすみました。彼女が言った一言「私一人で生きてるんじゃないんですよね」 これに尽きると思います

もしも、誰も理解してくれない、自分ひとりが何でこんな目に…何てこと思うことがあったなら、冒頭の星野道夫さんの言葉をお伝えしたいです。大切なあたたかな人たちを感じてほしいなと思います。


小さい写真しか残ってませんでした...

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制作前

彫る前のグラスたちの写真です。
この後、糊付けです

HPでもブログでも掲載している写真は、彫っている最中か、出来上がり写真ばかり。でも、意外に時間がかかっているのは彫る前の準備段階であったり、彫った後に洗浄したり検品したり、そして包装している時間なのです。

例えば、グラス側面程度に文字やデザインを彫る場合(工芸品じゃないもの)、彫るだけなら2~5分程です。ところが、それまでに彫るためのマスクを作る(版元のチェック+修正+製版)、そのマスクを貼るためにグラスの油分を取り糊を塗布、マスクをグラスに水平に貼る(湾曲あるものならカットしながら調整も)などでかなりの時間を要します。彫った後も洗浄、検品、包装でも時間がかかります。たくさんの工程を経るので数日をかけて作っているのです。

こういう工程を見学したいというお話をたま~にいただきます。学生さんかな?
時間に追われながら狭い現場で制作しているので難しいところですが、いつかそんな現場を作れたらなと思ってます
(製作している内容が個人情報も含むものが多いので、その点も方法を考える必要がありそう)

今は写真で少しづつアップしていきますね。

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ガラス細工の成型は

オーダーメイドということで、よくお問い合わせいただく中に、「消火器の形のものを作って」とか「彼女の足のサイズのガラスの靴を作って」など、〇〇の形をしたガラス細工を作ってほしいというものがあります。

アトリエピジョンでは、すでに成形されたガラスにサンドブラストを使ってデザインや文字を彫ること専門であるため、残念ながら冒頭のご希望には添えないのです。ごめんなさい。

そこで、今日はちょっとだけ、ガラス成型についてのお話を。
ガラス細工というと多くの方が、希望する形のものを作れると考えられています。ガラスの成型は、型を使ってできるもの高温で熱しながら成形していくものがあります。

市販で出回っている比較的手に入れやすいお手頃価格のガラス成型品は、最低でも十数万~かかる型を作って大量に製作しています。最低ロットが大きいのです。個人的に1つのガラス細工を依頼しようと思うと、その方法では出来ないので、1つから型を作れるものに頼るしかありません。それができるのがパート・ド・ヴェール/キャスティングと呼ばれるもの、そして吹きガラスでも型を作って製作する型吹と呼ばれるものがあります。熟練されたガラス職人がハサミや͡コテなどの器具他を使って様々な形を作る方法もあります(下部動画をみてね)

いづれの方法も時間とコストが市販品に比べかかるのが難点ですが、オンリーワンができるので、依頼する価値はありそうですね

何度もしつこいのですが、1点物のガラスの成型はアトリエピジョンでは扱ってませんのでおゆるしくださいね

ガラス成型の様子です ↓

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1200℃の耐熱ガラスは?

今日のクイズ

1200℃の超高温に耐えるガラスは?

 

ガラスの耐熱温度は様々で、一般的な家庭用のグラスや窓ガラスに使われているソーダガラスは耐熱温度が60度ほどです。寒い日に冷えたグラスにグラスの表面温度と60℃以上の差がある湯を注ぐと一気に割れます。普通では耐熱度の低いガラスを、お湯を注いだり、電子レンジやオーブンでも使えるようにしたものが耐熱ガラスです。

この耐熱ガラスもまた種類がいろいろあって、お湯を注ぐだけOKのものや電子レンジまではOK、直火もOKなどと用途によって、その組成成分も違います。そして、表題の1200℃を耐えうるガラスは、イカ釣り用のものや高照度の照明器具、スペースシャトルの機体表面材などに使われるバイコール(成分の96%がシリカガラス)と呼ばれるものです(コーニング社製)。安定した素材で900℃以上の高温で長時間使用しても耐熱性は劣らず、耐薬品性にも優れてるのです。

ところで、これだけの耐熱のもの、1200℃にも熱せられたものを手で持つことはできますか???
ばかげた質問ですが、高温に熱せられたブロックを手でひょいっと持つことができるものがあるのです。

まぁ、まずはこれをご覧ください

スペースシャトルが大気圏に入るとき空気中の分子がぶつかり合って高熱が発生します。その温度は最も高い機種先端で1600℃、他も1000℃以上。これに耐えうる断熱材が必要で、NASAがLI-900という耐熱パネルを開発。体積の94%は空気、質量の99%がシリカガラス。空気とシリカガラスのどちらも極めて熱伝導率が低いため、優れた断熱材になるもの。ゆえに、オーブンから出した直後でも触れられるのだそうです。

通常1200℃だったら、触った瞬間に手が燃えて溶けてますよね(滝汗)
とはいえ、熱伝導率の低い空気を利用しているため耐熱率はとても高い分、脆いものです。何かに特化すると、別の弱さが出てくるものなんですね

最後におまけ

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工芸彫刻の表現方法「ぼかし」

冬将軍の到来で全国的に一気に気温下がってるそうです。雪が降っている地域も多いのでしょうね。降雪率の低い西宮では雪が降っても滑らないように歩くとか、そんな程度の用心です。しかし、降雪率の高い地域はそうはいきません。そして、今日は日本海側は猛吹雪で荒れるのだとか。どうぞお気を付け下さいね
 
 
さて、ガラス彫刻工芸の表現方法の一つ、「ぼかし」です。
触ってみると段差もなく、文字彫刻をしたり段彫りや立体彫りなどを施したものに比べざらざら感もほとんどありません。微細な砂に圧力をかけてガラス面に当てて彫るのですが、その際の圧力を最小までに下げます。柔らかな当たりになるので、彫れるというよりは、表面に薄い後がつくといった感じです。もちろん、長く砂を当て続けたり、ノズル(砂の吹き出し口)をガラス面に近づけすぎると真っ白になります。ほかの彫刻工芸と違って段差や彫りの深さで表現できない分、白さ加減で表現するしかありません。

今回は彫ったもののみの写真です。

段差がないので明るいところでは見えづらいのですが、暗いところで光に当たるとちょっと幻想的です(^^)

これはオイルランプのホヤで16年前に彫ったものです。当時は彫刻工芸の世界に入ったばかりで、できる出来ないとかの判断ができないし、何が難しいかなんてわからないので、とりあえず彫ってました。とにかく小さいものなので、細かすぎて今では彫ろうなんて思わないかもしれません(汗)


工芸彫刻の表現方法「立体彫り」

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冬場のグラス保管

日々気温が下がっていき、在庫のガラスを出すときの冷たさに驚くことがあります。
 
ガラスは温度差に弱いので(普通のガラスで温度差60度までは大丈夫です)、急激に温度差が変わるようなことは避けていますが、それ以外にも気を付けたいことがあります。
 
 
食器棚の中でのグラスの置き方です。何度かグラスが破裂したという話を聞いたことがあります。食器棚にグラスをうつぶせて保管している場合に起こりやすいことで、原因は温度差と空気の膨張です。これから気温がどんどん下がり食器棚の中も冷え冷え、そんな状態で暖房で温度が急上昇すると、うつぶせたグラスの中の空気が膨張してしまい、行き場のなくなった空気が作用してしまうためです。

これから寒い時期、暖房で室内の温度が一気に変わりやすいので、グラスはできれば口を上に向けて保管したほうがよさそうです。
  

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ランチ注文までにお水で10分、、、環境づくりの大切さ

もう十数年以上前になるでしょうか、友人が目を輝かせて話してたこと。彼女の話していることは面白く興味深いのです。その彼女が、飲食店で働いていた時に気付いたことをシェアしてくれました。

『お店の人が心を込めて作ったものを私が心を込めて運ぶでしょ。で、その料理を、お客様がおいしくいただく。おいしくいただくことが出来るとそれがエネルギーになる。お客様は、そのエネルギーでよい仕事をする。よい仕事をして得た報酬で、また食べに来てくれる。食べに来てくれたお金は、美味しい材料を仕入れたり、よい仕事をするための生活の糧になる。』と

彼女は、自然と良い循環を作る話をしてたのだけど、世の中は全て良くも悪くも循環してしまうもの。例えば、お客様が、だるそうに食べてたら? さっき上司に怒鳴られたことを考えて食べてたとしたら?気に入らない調理加減にいらいらしてたら? それらはきっといいエネルギーにはならず、たとえいい素材のモノでも体の中で腐ってしまうかもしれません。

あるとき、ランチのおいしいお店で注文を待ってたんです。
最初のお水を持ってきてくれたのが10分近くたったとき。10分間、私たちはただずっと座ってただけでした。しかもその時にオーダーを取ってくれたのではなく、メニューと一緒に持ってきて、
後でお伺いしますとのこと。

このお店、とってもお料理はおいしいのだけど、一つ一つに時間がかかり終わるのに1時間以上かかるのです。内容としてはよくあるランチで1500円程度だったと思います。駅前だし1時間のランチ休憩に向きそうなイメージです。

私たちは、時間のかかるのを知っているので、待つことも平気。そのあとのおいしい料理を楽しむべく、特に気にすることもなく待ってたんです。ところが、そのあとに入ってきたお客様は、次第にイライラしはじめ、オーダーをする時、ちょっとけんか腰?大分すいてきた時間だったので料理は比較的早く出てきたのになんだか怒りながら食べてました (^^;)

いや~な空気が流れてきてて、こちらの料理にもその空気が流れてきそう(笑)
よっぽど急いでいたのか、さっさと食べて、食後についてるコーヒーをいらないと言って出てっちゃったんですね。同席してた部下っぽい人はなんだか居心地悪そうで、ちょっとかわいそうでした。

別のビジネススーツを着た二人組、さきほどのビジネスマン二人と似た感じで、こちらも上司と部下といったところ。でも帰り際は全く違って、実にさわやかに「おいしかったよ。久々にゆっくりできた。ありがとう」と言って去っていったのです。

見かけは似た二組のビジネスマン
この二組の循環を想像してみると、あまりにも対照的。

かぎりなく勝手な妄想なのですが、前者の方はこのあとイライラしたりで思ったように仕事が進まない。ちょっとした相手の言葉に反応し契約できず。そして、昼に食べたものが上手く消化できずイライラも相まって、胃がきりきり。その夜には別の会談があり、また胃がきりきり。そして病気に…

後者は、部下が上司の態度を見て自分もそう心がけようと行った先々で笑顔の対応。笑っているうちに楽しくなってクライアントも和らかな表情に。信頼が厚くなって、全てあなたに任せると大型契約。信頼してもらえ、契約も決まり上司からは褒められ、より喜んでもらいたくてクライアントに提案できるための勉強を始める。

妄想が膨らみすぎたかもしれませんね。ただ、実際に似たことは、しょっちゅう聞きます。

これはビジネスマンの受け取り方だけで違うって話ではなくて、もともとのお店でも考えれることはあるなと思うのです。オーナー夫妻はおっとりした優しい人たちなのですが、最初に時間がかかることを伝えたり、一言声掛けが増えれば、きっと気持ちよく待ってたと思います。
 
そして、これはアトリエピジョンでもいえることなのですよね。
ご依頼者様が「喜んでくれる」と思いながらギフトを選び、そして手にしたギフトを笑顔で「おめでとう」の言葉を添えてプレゼントする。笑顔には笑顔が返ってくるものです。
至らない点もあると思いますが、お客様が心地よくいられて、そして先様に自信をもって喜んでいただけるギフトの環境を作りたいと思うのです(^^)

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記憶

歳をとるごとに記憶があやしくなってきます(滝汗)
人間の記憶は適度に忘れて、新しいものを入れるという素晴らしい機能を持っているのですが、年々新しいものが入る以上に記憶が大量にすり落ちているような気がします。記憶の大切さをひしひしと感じたのは、認知症がかなり進みだしたころの母を見てからでした。

ものごとを判断する力が落ちる、複雑な思考ができない、視界が狭まるなどに加え、過去の記憶(経験値なども含んで)が飛んでしまっているので、今まで普通にできてた簡単なことができなくなってくるんです。コタツのスイッチのon,offがわからない、テレビを切れずとりあえず元から抜こうとして全部のコードを抜いてしまう。食べた記憶がなく感覚が鈍っているため満腹感もないから、また食べる。または逆におなかすいた感覚もあまりないので食べてないにもかかわらず食べたと思って食べない。

本当に単純なことなので、私たちは記憶とかたいそうなことも考えず、意識することもなく思った瞬間にやっているようなことばかりです。母を見ていて、私たちは日々、たくさんの記憶と経験値で行動をしているのだなぁと思わずにはいられませんでした。

脳を活性化したり鍛える方法はたくさん存在していますが、毎日大量の脳細胞が死んでいることもちゃんと意識しておこうと思うのです。そういうことを受け入れると、あやふやな記憶だけでなく、確認する方法をいくつかもつべきだなと思うようになりました。

前置きがすごーーーーく長くなりました。話せば1文で終わることですが、何度もご依頼いただいていても思い込みで記憶変換していたり、記憶が飛んでいたりと自分の記憶に自信は持てないので、依頼いただいた内容を確認する仕組みを増やしました(^^)

これでもっとスムーズになるかな。。。がんばります

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