月別アーカイブ: 2017年11月

周年のお祝いメッセージ

  • Happy Anniversary!  May happiness surround you, that is what we wish for you.
  • The key to happiness is having dreams. The key to success is making them come true. Congratulations!
  • On your Corporate Anniversary, I thought of dropping in a line to say. Congrats and Way to Go!
  • Congratulations! This is the beginning of success story that will continue for many more years.
  • Congrats on your FIRST ANNIVERSARY!
    Your days have added up to a whole year and we are glad that you are a part of our company!

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周年のお祝いで彫刻を希望される英語でのメッセージはCongratulationで始まるお祝いが多いです。小さめの時計ではたくさんのメッセージが入らないため、congratsを省いて5th Anniversary などの周年がわかる単語と日付のみで彫刻依頼とされることも。
ご友人へは good luck & joy などの表現もありかもしれませんね

周年は大切な節目のお祝いです。できれば、日付、年号だけでも入れることをお勧めしてます

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正と邪

雄牛は雄牛、馬は馬。
あとはめいめいにそこに見たいものを見るだけ(by ピカソ)

ピカソは目に映ったままの対象を描くのではなく、自分が理解している感じている対象を組み立てて描く方法を初めて行った画家。そして恋多き人で、多感だったのでしょう。友人の自殺、戦争、妻や複数の恋人との愛憎、その時々の精神状態が伝わってくるほどに絵の技法の変遷がすごいです。

ピカソの絵は、女性や人の二面性を表現していると言われてますね。
また自身をミノタウルスに反映させていました。
ミノタウルスは、ギリシャ神話に登場する牛頭人身の怪物です。クレタ王のミノスが王位を象徴させる証としてポセイドン神に贈る予定であった牡牛を、贈るときになってその牡牛のあまりの素晴らしさに惜しくなり、別の牛に替えてしまいました。
それを知ったポセイドンは激怒し、ミノス王の妻がその牡牛に恋をするように呪いをかけます。その呪いで妻と牡牛が交わって生まれた子がミノタウロスなのです。そのためか、ミノタウロスはとても獰猛で男には乱暴し女は凌辱するやっかいものでした。

ピカソは自身の半生とミノタウルスを重ね合わせ、倒さねばならないと感じていたようです。自分のたどった全ての道を集約するなら、それはミノタウロスにつながるとの言葉を残しています。

ただ、この神話ではアテネの英雄テーセウスが自ら生贄になりミノタウロスを退治してしまうのですが、ピカソの絵ではミノタウロスを盲目にし少女に導か
せています。肉欲の象徴ミノタウロス、ピカソもまた自分自身を肉欲の権化と認識していたようです。自分の旺盛な肉欲が盲目の激しさであることを、盲目のミノタウロスを通して表現していたのかもしれません。

どんな人でも正と邪の両方を持ち合わせています。人間誰しも弱く、邪心が芽生え、罪を犯す可能性がある。 自分には邪心などないと思っていたら防ぐことはできない。内なる邪を自覚して、それを防ぐ為の
仕組みを作ることが大切である。

(帝王学の書『易経一日一言』竹村亞希子著より)

ピカソの絵が多くの人に愛されるのは、隠してしまいたい邪の部分を隠すのではなく、受けとめ表出してきたことも影響があるように思います。

ピカソが作り出した作品のミノタウロスの数々、じかに見れるものは少ないですが、また触れてみたいと思います

 
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雀の縁起

どこでも見かけることのできるなじみの深いスズメ。あまりに身近過ぎて縁起が良いのだとなかなか気づかないかもしれません。

  1. スズメの縁起
    • 厄をついばむ「厄除け」 災難を食べつくして「家内安全」
    • 子孫繁栄・一族繁栄・五穀豊穣
    • 寿徳・福徳・財徳が備わる
  2. ふくらスズメ
    寒い冬時はふっくらとした 冬毛でもこもこのかわいらしい姿に。その姿と名前から

    • 福良(良い福をもたらす)
    • 福来(福が来る)
      などと漢字が当てられ、富と繁栄の意味が込められています。 これも単なる当て字だけではないようです。昔、お百姓さんにとって雀は米を食べに来る有難くない存在でした。でも、豊作の年であれば、雀が食べる程度の米に、そんなに目くじらを立てる必要もないと、お百姓さんも太っ腹な気持ちになります。つまり、太った雀は「豊かさ」の象徴だったんですね。

      その豊かさの象徴である「ふくら雀」を帯結びとして娘の背中に背負わせて成人を祝います。娘が食べるものに困らずに、豊かな一生をおくれますようにとの願いが込められてます

  3. 竹と雀
    竹は常緑の色を失うことなく、風雪に耐えるたくましい生命力と、 まっすぐに伸びる成長を表現し、雀は子孫 繁栄・一族繁栄・五穀豊穣の象徴とされ、縁起が良い図柄とされています。 家紋に竹に雀が多くあるのもこの意味からです
  4. 成長鳥
    鯉が滝を登り切って龍となる登竜門のように、雀にも似た縁起があります。 害虫を食べ、豊作の手助けをする雀は鳳凰の雛という言い伝えがあるのだとか。 雀が育つと鳳凰になるのだそう。

    ちなみに龍は人が大好きで雲を従え雨を降らします。鳳凰は人の性格を見定め、栄誉ある人々や親切な人々を祝福します。龍は万民に、鳳凰は人を選ぶってかんじですね


 

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