カテゴリー別アーカイブ: 由来

8月の異名 -葉月、雁来月、建酉月、紅染月ー

8月は陰暦で秋(7~9月の三ヶ月)の中盤にあたります。秋たけなわのイメージの強い異名ばかりの中、現代でも通じるものもあるので、手紙などに添える言葉にうまく取り入れることができるといいですね(^^)

    • 葉月(はづき)– 木の葉が紅葉して落ち始める頃のため、葉落ち月(はおちづきが転じて。また、雁が初めて来る初雁月(はつかりづき)初来月(はつきづき)や南風から台風の来る南風月(はえづき)、稲の穂が張る張り月(ほはりづき)が転じ、葉月になったとする説などがある。
    • 葉落ち月(はおちづき– 木の葉が紅葉して落ちる月。
    • 穂張り月(ほはりづき)– 稲穂が大きく張ってくる時期であることから
    • 初雁月(はつかりづき)初来月(はつきづき)雁来月(かりきづき・がんらいげつ– 雁が越冬の為に初めて渡ってくる月であることから
    • 南風月(はえづき– 南方からの強い風(台風)が多く来るころ
    • 秋風月(あきかぜつき– 秋風が心地よいころ
    • 建酉月 (けんゆうげつ)酉月(ゆうげつ)酉の月(とりのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして8月を「建酉」としました。「建」の文字は「建す(おざす)」で、北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 燕去月(つばめさりづき)– ツバメが南方に去っていく月であることから
    • 桂月(けいげつ・かつらづき)– 月の中に桂の木が生えているという伝説から。中国では桂は木犀のことを言う
    • 桂秋(けいしゅう)– 桂の花の咲く秋。
    • 草津月(くさつづき)– 草花の盛りの月
    • 紅染月(こうそめつき・べにそめづき)木染月・濃染月(こぞめづき)– 木々が紅葉する月。
    • 清秋(せいしゅう)– 空が清く澄みわたった秋のこと。またその頃
    • 盛秋(せいしゅう)– 秋真っ盛りの頃、秋風情が一番さかりのころ。
    • 仲秋(ちゅうしゅう)仲商(ちゅうしょう)半秋(はんしゅう)– 秋の半ばを表す。陰暦の秋(7~9月)の真ん中。「商」は秋という意
    • 月見月(つきみづき– 仲秋の名月、澄んだ空のもとでお月見をする月
    • 萩月(はぎつき– 萩の花が咲くころ
    • 観月(かんげつ)– 月をながめて賞すること。月見。
    • 壮月(そうげつ)– 草花が盛んに生える月という意で、「壮」は活力に満ち溢れ、勇ましい意味がある
    • 竹春(ちくしゅん竹の春 – 若竹の新葉のが生え盛る月
    • 迎寒(げいかん寒旦(かんだん)– 寒冷の季節を迎えること。
    • 素月(そげつ)– 空が澄んで、月を見るのに最適なころ。明るくさえわたった月。「西より瞻(み)れば飛檐(ひえん)或時―を吐き(露伴・五重塔)」
    • 寿星(じゅせい)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、寿星は白露・秋分に当たる
    • 南呂(なんりょ)– 中国音楽のひとつで、十二律の10番目の音
      。日本の盤渉(ばんしき)に相当する。
    • 其色月(そのいろづき)
    • 染色月(そめいろづき・しめいろづき)
    • ささはなさ月-「八月ささはなさ月~きりぎりすささはなさ月打ちわびてあさぢが原に声よばるなり(古今打聞)」
    • 八朔(はっさく)– 8月朔日の略。農家ではその年の新しい穀物をお祝いをする習俗がある。
    • 田の実(たのみ・たのむ)–  8月朔日は田の実(新穀)を贈る行事がある
    • 中律(ちゅうりつ)– 「天晴、南呂之初節、西風之中律、万幸万幸(実隆公記-文明二年八月朔日)」
    • 長五(ちょうご)– 天照大御神の命じた「豊葦原之千秋長五百秋之瑞穂国(稲穂の実る美しい国が、限りなく長く続くようにという意)」より
    • 白露(はくろ)– 陰暦の二十四節気のひとつ
    • 全く由来がわからないもの。
    • 難月(なんげつ)
    • 天岡(てんこう)
    • 豆雨 (とうう)
    • 剥事(はくじ)
    • 剥棗(はくそう)
    • 風高(ふうこう

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

7月の異名 -文月、秋初月、書披月、女郎花月ー

7月は陰暦で秋(7~9月の三ヶ月)のはじまりの月にあたります。新暦ではこれから夏本番という時なので少々違和感を感じてしまう異名が多いのですが、現代でも通じるものもあるので、手紙などに添える言葉にうまく取り入れることができるといいですね(^^)

    • 文月(ふみづき・ふづき)– 七夕に短冊に詩歌を書いて献じ、歌や字の上達を願ったことから。また、稲穂が膨らむ時期であることから穂含月(ふふみづき)含月(ふくみづき)、稲穂の膨らみを見る穂見月(ほみづきが転じたとする説がある。
    • 文披月(ふみひらづき・ふみひろげづき)書披月(ふみひろげづき)– 七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があることから。文披は文をひろげて曝すという意。
    • 秋初月(あきそめつき・あきはづき)初秋(はつあき・しょしゅう)新秋(しんしゅう)孟秋(もうしゅう)肇秋(ちょうしゅう)開秋(かいしゅう)首秋(しゅしゅう)上秋(じょうしゅう)初商(しょしょう)早商(そうしょう)– 秋の始まりの月。「孟」「肇」は初め、「商」は秋を意味する
    • 建申月 (けんしんげつ)申月(しんげつ)申の月(さるのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして7月を「建申」としました。「建」の文字は「建す(おざす)」で、北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 女郎花月(おみなえしつき・をみなえしづき)– 女郎花の花が咲く月から
    • 蘭月(らんげつ)蘭秋(らんしゅう– 秋のはじめ
    • 七夕月・棚機月(たなばたつき)– 陰暦の7月。棚機祭の行われる月であることから。「鵲のよりはの橋も心せよ棚機月のころ待ちえたり(蔵玉集)」
    • 七夜月(ななよづき– 七夕のある月
    • 愛合月・愛逢月(めであいづき– 七夕伝説より織女と彦星が逢い愛し合う月。
    • 親月(おやづき・しんげつ)– 盂蘭盆会の行われる月で親の墓にお参りする意味から。
    • 盆秋(ぼんしゅう-盂蘭盆会(うらぼんえ)のある季節
    • 袖合月(そであいづき
    • 相月(あいづき・しょうげつ・そうげつ)
    • 歌見月(うたみづき
    • 涼月(りょうげつ)涼天(りょうてん)– 涼しげに感じる月の光のこと
    • 商秋(しょうしゅう)商節(しょうせつ)– 「商」は秋の意で、四季の秋を指す
    • 桐月(とうげつ)桐秋(とうしゅう)-大きな桐の葉が音をたてて落ちると、秋になったなと思う。淮南子の語によるもので、桐の一葉を意味することが多い季節
    • 爽節(そうせつ– さわやかで心地よい秋
    • 流火(りゅうか– 転涼の意味する「七月流火」から
    • 鶉尾(じゅんび)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、鶉尾は立秋・処暑に当たる
    • 夷則(いそく)– 中国音楽のひとつで、十二律の9番目の音
      。日本の鸞鏡(らんけい)に相当する。
    • 素秋(そしゅう)素商(そしょう)– 「素」は白の意。五行説で白色を秋に配するところから》秋の異称。「商」は秋
    • 処暑(しょしょ)– 陰暦の二十四節気のひとつ
    • 全く由来がわからないもの。
    • 槐秋(かいしゅう– 「槐」はエンジュのこと?
    • 瓜月(かげつ)
    • 瓜時(かじ)– 「瓜時」はメロンを意味するので、実をなすころという意味?
    • 享菽(きょうしゅく)
    • 巧月(こうげつ)皓月(こうげつ)-「皓月」は明るく輝く月のことを意味する。月と言えば8月の異名のほうがあっているような気がするのですが、、、
    • 大晋(だいしん
    • 窒相(ちっそう)
    • 否月(ひげつ)
    • 賓涼(ひんりょう)
    • 烹葵(ほうき)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

6月の異名 -水無月、弥涼暮月、建未月、蝉羽月ー

6月は陰暦で夏(4~6月の三ヶ月)の終わりの月にあたります。そのため、夏の暑さや終わりを感じさせる異名が多いのですが、現代でも通じるものもあるので、手紙などに添える言葉にうまく取り入れることができるといいですね(^^)

    • 水無月(みなづき)– 田んぼに水を引き始める月であることから。「無」は「の」にあたる連体助詞「な」で「水の月」
    • 水張月(みづはりづき)– 田んぼに水を張る月であることから
    • 水月(みなづき・すいげつ)
    • 涸月(こげつ)– 梅雨が明けて水が涸れてなくなる月
    • 青水無月(あおみなづき– 青葉の茂るころから
    • 建未月 (けんびげつ)未月(びげつ)未の月(ひつじのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして6月を「建未」としました。「建」の文字は「建す(おざす)」で、北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 弥涼暮月(いすずくれづき)– 涼しい暮れ方の月という意味
    • 炎陽(えんよう)– 照りつける夏の太陽。また、夏のこと
    • 大六月(おおろくがつ)– 小六月(ころくがつ)は、十月
    • 温風(おんぷう)– 陰暦の晩夏に吹く、あたたかい風
    • 風待月(かぜまちづき・かざまちづき)– 暑くなり、風が待ち遠しい月
    • 季夏(きか)– 晩夏。「季」は、四季の終わりや末を意味する
    • 季月(きげつ)
    • 窮夏(きゅうか)– 夏の終わり。「窮」は行きつくすの意
    • 極暑(きょくしょ・きょくしょ・こくしょ)極暑月(こくしょげつ)– 酷暑
    • 溽暑(じょくしょ蒸暑(じょうしょ)– 湿気が多く、蒸し暑いこと
    • 暑劇(しょげき暑月(しょげつ)– はげしい暑さ。酷暑
    • 積夏(せきか)
    • 大夏(たいか)
    • 終夏(しゅうか)晩夏(ばんか)終夏(しゅうか)暮夏(ぼか末夏(まつか)– 夏の終わりのころ
    • 晩月(ばんげつ)末月(まつげつ)
    • 庚伏(こうふく)– 陰陽五行説で季節的に最も暑い時期にあたる「三伏(初伏・中伏・末伏)」の数え方が夏至または小暑の後の庚(かのえ)の日をそれぞれ初伏・中伏・末伏という
    • 三伏之秋(さんぷくのあき)– 夏の土用を初伏・中伏・末伏の三伏に分けて言う
    • 亢陽(こうよう)– 厳しい日照りのこと。大地・大気が熱し切る気候をいう
    • 鶉火(じゅんか)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、鶉火小暑・大暑に当たる
    • 林鐘(りんしょう・はやしのかね)– 中国音楽のひとつで、十二律の8番目の音
      。日本の黄鐘(おうしき)に相当する。
    • 涼暮月(すずくれづき)–  涼しい暮れ方の月という意味から
    • 蝉羽月(せみのはづき)– 蝉の羽のように、透けそうな薄い着物を着ることからいう
    • 徂暑(そしょ)– 暑さが落ち着くころ「徂」は去る、しぼむ、衰えるの意
    • 祖暑(そしょ)– 夏の暑さ
    • 田無月(たなしづき)
    • 長夏(ちょうか)– 夏の盛りの日の長いころ。昼間の長いころの夏
    • 常夏(じょうか・とこなつ)常夏月(とこなつづき)– 夏のような暑さが続くことから
    • 遯月(とんげつ)– 易の卦(け)で「遯」は6月に配されることから
    • 夏越の月(なごしのつき)– 夏越の祓(なごしのはらえ)が行なわれる月
    • 鳴神月・鳴雷月(なるかみづき)– 雷鳴が多い月から。鳴雷月(めいらいつき)
    • 波達羅盈月(はだらえづき)– 天竺五精舎で使われる月名。盈月は、新月から満月に至るまでの間をさす。『婆達羅鉢陀月(西域記)』
    • 伏暑(ふくしょ)– 酷暑の時期
    • 伏月(ふくげつ)
    • 松風月(まつかぜづき)– 風を待つ月。暑くなり、風が待ち遠しい月
    • 皆尽月(みなしつき)– 田植え等の農作業が終わり、みなしつくしたというという意味から
    • 皆無月・皆月(みなづき・みなつき)
    • 皆熱月(みなづき・みなつき)
    • 熱月(ねつげつ)
    • 小暑(しょうしょ)– 陰暦の二十四節気。夏至(げし)から十五日目、新暦では7/7ごろ
    • 全く由来がわからないもの。
    • 葵月(あおいづき)
    • 陽氷(ようひょう)
    • 熱月(ねつげつ)
    • 長列(ちょうれつ)
    • 旦月(たんげつ)
    • 則旦(そくたん)
    • (しょ)且月(しょげつ– 同意語(焦月)
    • 焦月(しょうげつ)
    • 永夏(えいか)
    • 火老(かろう)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

5月の異名 -皐月、菖蒲月、建午月、月見ず月ー

旧暦では真夏に当たる5月。時期を表すもの以外に田植えに関する異名が多くみられます。どの月も中国由来のものがとても多い。漢字1文字にたくさんの意味が込められてますから、表現しやすいですね

    • 皐・皐月・五月・早月(さつき)– 五月は田植えを行う時期で、それを意味する「早苗月」から皐月になったとされています。
    • 早苗月(さなえづき・さつき早苗取月(さなえとりづき
    • 皐月(さつき・こうげつ)– 「さ」には田植えの意味があり、「さつき」だけで田植の月になるとする説もある。また「皐」は「神に捧げる稲」の意味がある。五月(さつき)日本書紀などの書物では五月と書いて「さつき」と呼んでいた。
    • 建午月 (けんごげつ)午月(ごげつ)午の月(うまのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして5月を「建午」としました。「建」は「建す(おざす)」をあらわしの文字は北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 悪月(あくげつ)– 陰陽道で凶の月。五月を忌むことの多い月とすることから
    • 浴蘭月(よくらんづき)– 『五月五日、之を浴蘭節という。四民並びに踊百草の戯あり。よもぎを採りて以て人を為り、門戸の上に懸け、以て毒気をはらう。菖蒲を以て、或いはきざみ或いは屑とし以て酒に淀ぶ(荊楚歳時記)』
    • 菖蒲月(あやめづき)
    • 橘月(たちばなづき)– 橘の花が咲く月
    • 畏景(いけい)– 陰暦の真夏に当たり、畏景は夏の太陽を意味することから
    • 仲夏・中夏(ちゅうか・なかのなつ) 盛夏・超夏・仲暑・生夏・梅夏・夏半(かはん)– 陰暦で夏(4~6月)の真ん中の月。真夏
    • 夏五(かご)– 5月の夏と言う意
    • 田草月・多草月(たぐさづき)– 田植えのころ、草木生い茂るころ
    • 稲苗月(いななえづき)– 皐月の語源、意味となった、田植に関する別名
    • 早稲月(さいねづき)
    • 早女房(さにょうぼう)– 早乙女の別称で季節は夏を指す
    • 早乙女(さおとめ)– 田植を行う女性のこと。「さ」は「田の神」にささげる稻のことをいう
    • 五色月(いついろづき)– 昔は田植の祭儀で田の神に仕える装いとして、女性が紺の単衣に赤い帯、白い手拭をかぶり、紺の手甲脚絆、菅笠をつけて一列にならんで苗を植えた。
    • 芒積(ぼうせき)– 「芒」は稲や麦などイネ科植物の先端突起部分のこと
    • 鳴蜩(めいちょう)– アブラゼミのことで、盛んに鳴きだすころ
    • 吹雪月(ふぶきづき)– この月に見ごろな卯の花を雪に見立てた言葉。
    • 鳧鐘(ふしょう)– 日本音楽の十二律の一で、 基音の壱越の六律高い音。中国の十二律の蕤賓(すいひん)、またト音にあたる。
    • 蕤賓(ぜいひん・すいひん・ずいひん– 中国の音楽で十二律の一つ。 基音の黄鐘(こうしょう)からはじまって、七番目の音
    • 鶉月(じゅんげつ・うずらづき)
    • 鶉首(じゅんしゅ)– 十二次のひとつ。古代中国天文学において十二次があてられ鶉首 は芒種・夏至に当たる
    • 雨月(うげつ・うづき)– 梅雨時期から。また、陰暦8月十五夜の名月が雨で見えないこともさす。雨夜の月。
    • 雨名月(あめめいげつ)
    • 五月雨月(さみだれづき)– 5月頃に降る長雨から
    • そうばいの月 – そうばいは、夏の季語「そばえ」「日照雨」が語源
    • 月不見月 ・月見ず月(つきみずづき・つきみぬつき)– 梅雨時の五月雨で月が見えないからいう。
    • 梅月(うめづき・ばいげつ)– 陰暦4月、5月の異称
    • 梅色月(うめのいろづき)
    • 梅天(ばいてん)
    • 炎夏(えんか)炎景(えんけい)炎夏(えんか)炎節(えんせつ)炎天(えんてん– 夏の盛りの炎天
    • 啓月(けいげつ)– 二月とする文献も
    • 啓明(けいめい)– 明けの明星のこと。金星。
    • 小雲月・狭雲月(さくもづき)– 『池べなるまこもまじりのあやめ刈りて宿にかざしつさくも月とて(古今打聞)』
    • 南訛(なんか)– 夏の農業のことから
    • 星月(せいげつ)– 星が輝く月
    • 星火(せいか)
    • 星花(せいか)
    • 全く由来がわからないもの。
    • 条景(じょうけい)
    • 景風(けいふう)
    • 小巧(しょうこう)
    • 小刑(しょうけい)
    • 長至(ちょうし)
    • 東井(とうせい)
    • 授雲月(じゅうんづき)
    • 賤男染月(しずおそめづき)
    • 賤間月(しずまづき)
    • 写月(しゃげつ)
    • 茂林(もりん)
    • 開明(かいめい)
    • 厲皐(れいこう)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

4月の異名 -卯月、木葉採月、建巳月、清和月ー

春たけなわの4月は旧暦では夏のはじまりに当たります

    • 卯月(うづき)– 卯の花が咲く月「卯の花月」を略したもの、稲の種を植える「植月」から。また十二支の4番目が卯だというものなど由来は諸説あり。「う」が「初」の初めやはじまり、そめる・はつ・うぶや、「産」の産む、産まれるなどの音が転じてなったという説も。
    • 植月(うつき)– 稲の種を植えることから
    • 卯花月(うのはなづき)卯月(はなうづき)– 卯の花の咲く月
    • 余 ・余月(うづき)– たっぷりと豊かな月という意味
    • 建巳月(けんしげつ)巳月(しげつ)巳の月(みのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして4月を「建巳」としました。「建」の文字は「建す(おざす)」で北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 畏月(いげつ)畏日(いじつ)– 夏の炎天の日。「冬日愛すべし、夏日(かじつ)畏(おそ)るべし[春秋左氏伝 文注]」より
    • 田植苗月(たうなへづき)苗植月(なへうゑづき)– 旧暦で田に稲の苗を植える月であることから
    • 木葉採月(このはとりづき)– 蚕に食べさせるための桑の葉を採る月という意味。
    • 槐夏(かいか)– 夏に黄色い小花が群生する槐(エンジュ)から
    • 乾月(けんげつ)– 陽気が充実した陽の卦で、天に太陽が昇りエネルギーが最大となる夏を意味する
    • 純乾 (じゅんけん)純陽 (じゅんよう)– 陽の卦より
    • 乾梅 (けんばい)
    • 首夏・初夏・早夏・新夏・始夏(しか)夏初月・夏端月(なつはつき)孟夏(もうか)肇夏(ちょうか)維夏(いか)– 夏の初め。はじまり。「孟」や「肇」、「維」は、「はじめ」を意味する発語。
    • 朱夏(しゅか)– 五行思想の赤は夏に配することから圉余 (ごよ)「月が丁にあるから圉余という(爾雅・釈天)」より。陽の月の名
    • 蠶月・蚕月(さんげつ)– 陰暦3月、4月の異称。蚕が孵化するころ
    • 朱明(しゅめい)– 気が赤く光が明らかな季節の意
    • 仲呂・中呂 (ちゅうりょ・ちゅうろ)– 中国音楽のひとつで、十二律の6番目の音。日本の双調に相当する。
    • 実沈(じっちん)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、6番目の時期。実沈は立夏・小満に当たる
    • 小満(しょうまん)– 二十四気の一つで、陽気で万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから。万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから
    • 立夏(りっか)– 二十四気の一つ。夏のはじまり
    • 得鳥羽月(とことばのつき・えとりはづき・えとりはのつき)– ひな鳥の羽が生え変わる月という意味
    • 鳥来月(とりくづき)– 鳥が来る月
    • 鳥待月(とりまちき)
    • 正月(せいげつ)– 「正陽の月」のこと
    • 正陽(せいよう)正陽月(せいようづき)– あらゆるものが清く陽気になる時期という意味
    • 清和(せいわ)清和月(せいわづき)– 空が晴れ、空気が澄み切り、なごやかなこと。
    • 梅雨(ばいう)梅溽(ばいじょく)– 梅雨時から。「溽」は蒸し暑い,湿気が多いの意
    • 梅月(うめづき・ばいげつ)– 陰暦4月、5月の異称
    • 麦月(ばくげつ) 麦秋(ばくしゅう・むぎあき)– 麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節。麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから。初夏のころ。麦の秋
    • 麦風(ばくふう)– 陰暦四月のころに吹く風季節
    • 花残月(はなのこりづき・はなのこしづき)– ほとんど散ってしまった桜の季節で、山あいや、北の寒い地域に残る桜のこと
    • 伏暑(ふくしょ)– 盛夏の意
    • 乏月(ぼうげつ)– 前年にとれた穀物が尽き、その年の穀物がまだ実らないころ。
    • 祭月(まつりづき)– 京都・賀茂神社の祭礼「葵祭」が陰暦四月に行なわれることから。
    • 六気  (りくき)– 自然界での気候変化で「風・寒・暑・湿・燥・火」を六気と言う。または天地間の6つの気「陰・陽・風・雨・晦・明」、人間の持つ6つの感情「喜・怒・哀・楽・好・悪」とも。季節の変わり目や異常な気候変化が起こると六気は「邪気」に姿を変え、体に影響を及ぼす。
    • 和清(わせい)– 気候の清らかで温和なこと
    • 綿抜の朔日  (わたぬきのついたち)– 4月1日の異称。衣がえとして、綿入れの綿を抜いて袷(あわせ)を着ることから。
    • 送春(そうしゅん)
    • 夏半(かはん)
    • 全く由来がわからないもの。
    • 蘭地(らんち)– 蘭はラン科の植物ではなく野蒜の古代名
    • 種月(うづき)
    • 修景(しゅけい・しゅうけい)
    • 清玉(せいぎょく)
    • 清至(せいし)
    • 跡踵(せきしょう)
    • 朝陽(ちょうよう)
    • 鎮月(ちんげつ)
    • 六陽(りくよう)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

桃の節句(上巳の節句)に

今日は桃の節句、ひな祭り
上巳の節句でもあるのですが、上巳という言葉はあまり目にも耳にもしませんね。
同じような男児のための節句で端午の節句は浸透しています。

上巳は旧暦3月の最初の巳の日をさします。上巳あたりは季節の変わり目で、古代中国では災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられており、魏の時代にで水上に觴 (さかづき) を流して祓除する風習がありました。これが日本にわたり宮中行事として取り入れられ、曲水の宴や雛遊びを行うようになりました。
また、水辺で穢れを祓う禊の神事と結びつき、紙や草で作った人形で自分の体をなでて穢れを移し、川や海へ流したりするようになりました。今でもある流しびなはこれが由来です。

元々は男女関係なく行われていた穢れの祓いが結びついた行事。
けれど、この時期は季節の変わり目で、上肢が熱っぽくのぼせたりめまいがしたり、その反面下肢が冷えるといった症状の出やすい時期。ものごとのはじまりは春と考える東洋。東洋医学では冬にためた毒素を出すというのがこの時期だそうです。

健やかなる1年を願って、よい日を過ごしたいですね

493/1000

3月の異名 -弥生、花津月、建辰月、桃緑ー

3月は旧暦では春の終盤。終盤を表す言葉に、暮・晩・季・杪・末・殿などがあって、表現豊かです。どの月も中国由来のものがとても多い。漢字1文字にたくさんの意味が込められてますから、表現しやすいですね

    • 弥生、彌生(やよい)– 草木が生い茂る月で「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が編じて「やよひ」に。「弥」はいよいよという意
    • 桜月  (さくらづき・おうげつ) 桃月 (とうげつ)花月、 嘉月(かげつ)– 季節を代表する花など待ちかねた花が色とりどりに咲くころ
    • 雛月(ひいなつき)– 3月3日の上巳の節句での流し雛で穢れを清める
    • 建辰月 (けんしんげつ)辰月(しんげつ)辰の月(たつのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」・・そして3月を「建辰月」としました。「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。
    • 早花咲月(さはなさきつき)早花月春– 「三月さはなさ月 故郷へ鴈も鳴きつつ帰るなりさはなさ月に春やなりぬる 〔古今打聞〕」より
    • 花津月  (はなつつき)– 花が次々と咲くころ。「津」は野の当て字であり、あふれるの意味
    • 花見月  (はなみつき)– ますます花盛りとなり、花見を楽しむころ
    • 夢見月  (ゆめみづき)– 夢見草(桜の別名)が咲き始めることから
    • 春惜月  (はるおしみづき)– 旧暦では春の終わる季節のため、春の終わりを惜しむ意から
    • 暮春  (ぼしゅん晩春 (くれのはる・ばんしゅん)季春 (きしゅん)杪春 (びょうしゅん)末春 (まつしゅん)殿春 (でんしゅん)莫春 (ぼしゅん)– 旧暦の春(1,2,3月の終わりにあたる。「季」は四季の終わり、「杪」はすえ・終わり、「殿」は最後を意味する。
    • 蚕月、蠶月  (さんげつ)– 養蚕を始める時期であることから
    • 花飛(かひ)– 花の散る様子を表す言葉で、旧暦の春の終わり
    • 暮陽 (ぼよう)– 旧暦の春の終わり
    • 載陽 (さいよう・たいよう)– 「春日載陽(春の日載ち陽らか)〔詩経〕」より。春の日差しが温かいこの時期をさす。また中医学での載陽は上肢が熱っぽく、下肢が冷えるものを指し、この時期に起こりやすい
    • 暮律 (ぼりつ)– 春の終わり。また暮律は年の暮のならいを意味する
    • 姑洗 (こせん)– 中国の音名の十二律で下から5番目の音(E)
    • 大梁  (たいりょう)– 古代中国天文学における天球分割法「十二次」の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、5番目の亥にあたる時期
    • 発陳  (はっちん)– 東洋医学では全ては春に始まるため、陽気が上がるころ、冬の間に溜まっていたものを体の外に出すことをいう。「陳」は古いという
    • 祓月  (はらえづき)
    • 禊月  (けいげつ)– 上巳の節句に禊を行う習慣があったことから
    • 修禊  (しゅうけい)– 上巳の節句に水辺で清める祭事のこと
    • 花老  (かろう)– 旧暦の花盛りの終わり
    • 竹秋  (ちくしゅう)– 竹の葉がこの頃に黄ばむことから。竹の秋
    • 桃緑  (とうろく)– 桃の鮮やかな紅色と鮮やかな柳の新芽の緑を表す「桃紅柳緑」から、この春の季節の色合いを表したことば
    • 清明  (せいめい)– 陰暦の二十四節気。新暦では4月5日頃
    • 穀雨  (こくう)– こちらも陰暦の二十四節気。新暦では4月20日頃
    • 全く由来がわからないもの。
    • 染色月 (しめいろづき)– 陰暦3月の異名であるそうですが、そめいろづきと読んで8月の異名でもあるそうです。季節を表す花や緑生い茂ることで色合いがガラッと変わるからでしょうか・・・
    • 桃浪  (とうろう)– 中国の狼桃伝説があったものの、狼ではないし、桃の季節は関係していると思う。ちなみに「浪 」は大きな波、水の流れる様を表す言葉。桃が咲き乱れるという意味?かな
    • 青草  (せいそう)-「青草」は夏の季語であるから、3月の異名とするのだとしたら、旧暦で若葉が萌えるころ???
    • 病月 (へいげつ・びょうげつ)
    • 宿月  (しゅくげつ)
    • 末垂 (まつすい)
    • 中和  (ちゅうわ)
    • 華節  (かせつ)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

491/1000

2月の異名 -如月、気更来、梅花見月、大壮月、酣春ー

2月は旧暦では春たけなわの時期。春に酔いしれるという意味で「酣」の文字が使われています。とても多いのが梅に関する言葉ですね。早咲きのものも含め、梅の花がたくさん見られるころ。菅原道真に代表されるように梅に関する詩が数多くあります。

    • 如月(にょげつ、じょげつ、きさらぎ)– 中国の2月の異名から。中国の最古の辞書「爾雅」には「二月を如となす」という記述があり、寒い冬が終わり万物が次第に動き始めるという意味がある。
    • 衣更着、更衣、著更着、絹更月  (きさらぎ)– 寒さがぶり返したり、まだまだ寒さ厳しく衣を更に重ね着することから
    • 気更来、生更木  (きさらぎ)– 次第に陽気が増してくる時期から。また陽気により草木が芽吹き生えはじめることから
    • 建卯月 (けんぼうげつ)(ぼうげつ)卯の月(うのつき)-古代中国では、北斗七星の柄の先が真下の北の方角を指す月(冬至のある11月)を十二支の最初である子をとって「建子月」とし、順に「建丑月」「建寅月」そして2月を「建卯月」としました。「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、そのあとの十二支は方角と季節を示します。卯月(うづき)は旧暦の4月の異称でもあります。
    • 梅早(五)月 、梅津早(五)月 (うめつさつき)– 早々に咲く梅の花のことを「梅早(うめつさばな)」といい、「津」は「の」の意味の当て字。なお「梅月」は4月・5月の異称です。
    • 梅花見月 (うめのはなみづき)梅見月 (うめみづき)– 咲き始める梅を楽しみにした2月の異称
    • 小草生月(おぐさおいづき・こぐさおうつき)– 春を待って、小さな草花があちらこちらから芽を出してくる頃。季語は「小草生ふ」
    • 木芽月 (このめづき) – この時期から木の芽が芽吹いてくることから
    • 雁帰月 (かりかえりづき) – この頃から水鳥の雁(がん)がシベリアへ帰っていくことから
    • 雪消月  (ゆきぎえづき、ゆきげづき、ゆきげしづき) – 雪が見られなくころ
    • 初花月(はつはなづき) – 年が明けて初めて咲く花を「初花」といい、このころより先始めることから。主に早咲きの梅を指す
    • 夾鐘 (こうしょう・きょうしょう) – 中国音楽の十二律の四番目の音。冬至のある月(11月)を始まりとし、4番目にあたる2月の異称としています
    • 酣春 (かんしゅん) – 春たけなわの意味。陰暦では春の真ん中にあたることから
    • 華朝花朝 (かちょう) 春朝 (しゅんちょう)
    • 恵風 (けいふう) – 万物を成長させるめぐみとなる春風が吹く陰暦の2月の異称。また、 恵風は、君主の恩恵が広く行きわたるのを風にたとえた語でもあります。
    • 降婁  (こうろ・こうろう) – 古代中国天文学における天球分割法の一つで西から星紀(丑にあたる)に始まり、4番目の戌にあたる時期をいう
    • 降入 (こうにゅう)
    • 春濃 (しゅんのう)春半 (しゅんはん)、 春和 (しゅんわ)、半春   (はんしゅん) – 陰暦での春の真ん中にあたることから。春和の候は4月の時候の挨拶
    • 春分 (しゅんぶん) – 陰暦の2月中のこと。二十四節気の春分は3月20,21日頃
    • 大壮月 (たいそうづき) – 大壮は 六十四卦の一つで、とても盛んであること。
    • 仲春・中春  (ちゅうしゅん・なかのはる)仲序仲鐘 仲半仲分 、中和 仲陽陽中 – 陰暦の春は1,2,3月で「仲」は春の真ん中をあらわす。
    • 芳春  (ほうしゅん) -花の盛りの春。春の美称
    • 踏青  (とうせい) – 古代中国の風習で春の青草を踏んで遊ぶこと。春の野遊び。踏青は春の季語でもある
    • 美景  (びけい) – 花盛りとなる美しい景色が見られるころ
    • 雷啓蟄  (らいけいちつ) – 啓蟄は陰暦の2月の節気(新暦では3月6日頃)で、このころより雷が鳴り始めることから。
    • 麗月 、令月  (れいげつ) – 何事をするにもよい月。めでたい月
    • 令節 (れいせつ) -よい時節。よい節日。佳節。年中行事の定まっている節日。
    • 全く由来がわからないもの。
    • 橘如 (きつじょ、くつじょ) – ひな壇の「右近の橘 」というのがありますが、これが関係しているのでしょうか。ちなみに七十二候では小雪橘始黄があり、橘の実が黄色くなる頃を指してます。季節が違うのでやはり全く違う由来かもです…
    • 星鳥 (せいちょう)
    • 四陽 (しよう)
    • 桃華  (とうか)
    • 繁節  (はんせつ)

由来には当たり前ですが歴史があって、これだけでドラマができるかもと思うものもあり。調べがつかないものは、またおいおい調べて掲載しようと思います。ご存知の方がいらっしゃればコメントなどでご伝授いただけると嬉しいです

465/1000

厄神大祭に行ってきました -宝珠に金箔奉納-

毎年恒例の門戸厄神大祭に行ってきました。いつもより人は少なく、参拝はスムーズでしたが、屋台辺りは少し寂しい感じです。でも行列できてる屋台もあって、同じカステラなのに暇そうにしているところとの違いは何だろうと考えさせられるところもありでした。

参拝は、いつものガラスの厄払いに加え、少し欲張ってしまいました。
強く心に誓って、見守っていただけるようお願いしてます。

その帰りには、延命根や様々なご利益のあるものが設置されており、少しあやかってきました。
その一つが、数年前に設置された「奉納金箔宝珠」
宝珠に仏様の功徳に感謝し金箔を貼り付けて奉納し、気運を高めていただくものです。

玉ねぎ型のこの宝珠、由来を調べてみました。
仏教においては、宝珠は如意宝珠であり、サンスクリット語でチンターマニ。「意のままに願いをかなえる宝」として解釈する言葉(Wikiより)とのこと。なるほどなぁ

写真は、パートナーが金箔を奉納した際に撮影したもので、金ぴかです。たくさんの方の願いがつまってます。そっと撫でていかれるだけの方もあり、奉納した方の金箔がめぐって皆にご利益があるように思いました。奉納する際の金箔の台紙にはうっすらと金箔が残っていて、それを回収する箱もありました(^^)ムダなし!ご利益がみんなに巡り巡ってまた自分に返っていくって、なんだかいいですよね

気運は回していくものなのだと感じました。
この写真から気運が皆様に届けばなぁと思っています

ちなみに橋などの欄干の上にあるものは擬宝珠(ギボシ)といって、宝珠を模したものだから擬宝珠というのだそうです。

450/1000

鏡開き

今日は鏡開きの日ですね。昔ながらの鏡餅を結構な力を入れながら開いている方もいらっしゃいました。小袋に入った子餅を入れた鏡餅型のプラスチックでできた簡易な鏡餅セットだと鏡開きの行事も味気ないものかもしれません。

お正月行事は、新しい年の神様(年神様)を家へお迎えし祀るための行事。鏡餅は神様へささげるものであり神様の依り代となるところです。年神様を、お迎えしおもてなししお送りした後、家長が家人や子供たちに鏡開きをし分けます。その歳(年)の神様の魂(玉)=お年玉で、お雑煮にして神様の魂をいただいていたのです。お年玉は元々はお餅だったのです。

鏡餅の円形は家庭円満を、重ねた餅は大小2段で月と太陽(陰と陽)を表し、1年を重ねるという意味合いがあるとされています。また鏡開きの「開く」は末広がりを意味します。この鏡餅を開くとき刃物は使いません。もともと武家で具足餅を下げて汁(雑煮)にしたのが一般化したとされており、刃物を使うのは武家にとって切腹を連想させるので手や木鎚を使って分けるのです。

 

上から、
橙(勾玉)
串柿(剣)
鏡餅(鏡)

 

天孫降臨の際に天照大神から授かった三種の神器(勾玉、鏡、剣)を表してます。「鏡」は心の中を映し出す鏡。「勾玉」には心の落ち着く場所を指し示す霊力があり 、「剣」は邪念や魔物から護ってくれる守り刀であり、人生を切り開く武器でもあります。

尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
八咫(やたのかがみ)
天叢雲(あめのむらくものつるぎ)

 

 

443/1000