月別アーカイブ: 2015年8月

退職者に贈る寄せ書きの言葉

ときおりいただく質問から
『退職者に贈る寄せ書きにはどんな言葉を書いたらいいですか?』

多く見受けられるのが
・お疲れ様でした。
・長い間お世話になりました。
・第二の人生を楽しんでください

といった言葉です。
寄せ書きを書くことはあまりないので、一般的なことを書きがちですが、寄せ書きに書かれるのは一人50文字程度がほとんど。その中で多くの人が「お疲れ様でした」とか「第二の人生を~」などいう言葉を使われています。何人もが集まって、みんなで一斉にお疲れさまでした!もいいのですが、せっかくのガラスの寄せ書きなので、飾っておきたくなるような寄せ書きにしたいですね。

わたしがたくさんの寄せ書きを見ていて素敵だなと思ったものは
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・退職者当人とのエピソード
・同僚などにあまり周知されていないような当人の素晴らしい点
・そのエピソードに自分の感動した思い。
・その退職者の見習って引き継いでいきたいこと
・引き継いで発展させていきたいので退職後もアドバイザーとして見ていてほしい
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といったことを簡潔に書かれていたものです。

退職後に、当時を嬉しく懐かしむこともできそうですし、自分がやってきたことの証がここに込められているようで、とても嬉しいですよね。

寄せ書きを見た家族が、お父さんってこんなに素敵な仕事仲間に囲まれてたんだなどと思うかもしれません。

できれば、第二の人生を~と言った言葉は、表題にして中央に大きく入れなどすれば、思いも伝わりやすく、他のエピソードを入れるスペースが生まれます。

寄せ書き ガラスの楯
ガラスの楯 長角

◆ 寄せ書きに書く前に お疲れ様 を使うとき

お中元、今贈るのなら残暑お見舞いとして

お中元を贈る時期は、一般的には7月下旬から立秋(今年は8月8日)
関西では8月15日頃まで
最近では関西でも7月中旬ごろに贈られるケースが多いように思います

いづれにしても、8月15日の今日は
すでにお中元を送る時期としては遅い

ということで、もし訪問の予定がありギフトを用意されるなら
『残暑見舞い』としてお贈りします

そして、残暑お見舞いの時期は9月上旬まで
できれば8月中がベストです。

お中元、暑中見舞い、残暑見舞いの時期・相場について
 

※今回、お中元の時期をとりあげたきっかけとなったのは
「今年お世話になった方に、お中元をお送りしたい」というご相談でした。
時期的にも少し外していたのですが、お話していると今後の予定はわからないということ。
もし、一度だけ贈るのであれば、お中元としてではなく お礼としてお贈りしたほうが良いです。
この期も続けて贈るのであれば、お中元でよいでしょう。もちろん、贈るタイミングも重要です

就任祝いを贈るベストなタイミングは?

知人の役員就任のお祝いをご検討時のお問い合わせより
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就任のお知らせが届き、お祝いを贈りたいのだけど、少し日が経っていて大丈夫なんでしょうか?

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似たような質問はよく受けます。特にきっちりとした決まり事があるわけではありませんが慣例のようなものはありポイントは抑えて先様が喜んでいただけるよう手配は大事ですね

祝賀会がある場合は、出欠の連絡時(ハガキなどで)にお祝いの一文を添え当日にもお伝えします。祝賀会では人数が多い分、贈答品も多く荷物が多くなるため後日又は前もって贈るなどの配慮が必要な場合も多いです。(会によって定められていることも多いので、事前に確認します)

お花であれば、就任のお知らせを受けた時や就任当日の午前中に贈ります。その他のものでも就任当日~就任後1週間以内程度までに贈られるようです。もし現金や金券(贈る相手によってNGのお祝いになります)で贈るという場合は、手渡しが基本で1ヶ月以内のお会いできる時。

アトリエピジョンの商品は文字入れなどオーダーメイド品であるので1ヶ月以内でお渡しできるようにとお伝えしています。ただ公示されている場合もあるので、早めに用意されて当日にお渡しできるのがベストです。相手にもその手配の良さも伝わるかもしれません。

お知らせを受け取った時点で祝電を贈ったり、相手や状況次第で電話などで喜びをお伝えするといったことは忘れずに。贈り物を手渡ししたいのに時間がかかりそうな時にも安心です

その他の注意点としては、前任者がいる場合。前もって就任のお知らせを受けていてすぐにお贈りできる状況でもまだ前任者がいらっしゃる場合は配慮して、就任当日かそれ以降に届くように贈ります。

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贈り物は気持ちをお伝えするものですが
気持ちさえ伝わればなんでもいいっていうわけではありません。
特にビジネスシーンでは今後の取引にも関わってくることもあるようです。

一概に決められるものではなく
例えば、電話でお祝いのご一報がご多忙の方にとっては迷惑となることも。
相手・内容・間柄・シチュエーション・時などによって臨機応変に対応できるといいですね

オーダー事例では数ヶ月過ぎてからや1年後に御祝いを贈るといったケースもよく見受けられます。先様との事情を全て把握できているわけではないので理由はわかりませんが、後日、こういったケースでのギフトを喜んでいただけたとの報告も多々いただいています。

これも想像に過ぎませんが、先様をお祝いしたいという気持ちはたとえ機を逃したとしても、思いはちゃんと伝わって喜びに値するものになるのではないでしょうか