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上司への贈り物のタブー-お問い合わせより

本日もお問い合わせから
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上司の就任祝いに時計を考えているのですが
失礼はないでしょうか

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上司や目上の方への贈り物に失礼があってはならないと、大変に気を遣うところですね。

昔からの古いしきたりでは、現金生活必需品は施しになり、靴下は「相手を踏みつける」として目上の方への贈り物にタブーとされてきました。

比較的新しいものとしては、は「もっと勤勉に働いて」「精進を」、ベルトは「腹を締めてかかりなさい」「気を抜くな」という意味があります。文具品などさえもNGとされていることもあります。また、時計では腕時計が時を正確に刻むモノを身につけることから「勤勉に」との意味合いがあり、タブーとされています。時計なら置時計や掛け時計に変えるのがいいですね。

ただし、現金以外は上記のどれもがお祝い品として人気のあるアイテムとしてあがっているもので、考えてしまいます。

贈り物の最大の目的は、先様を祝福したり喜んでもらうこと。先様が喜んでいただけることを考えると、ご本人のリクエストであればタブーとされるものでも問題ありません。反対に古いしきたりを重んじられる方には、タブーとされているものは避けたほうが良いでしょう

モノに意味合いを込めるのは日本人の長所でもあります。
それがタブーとされる意味だけでなく、モノの持つ長所も見たいところ。物事は長短、善悪、明暗一対で、状況により変わります。先様に合わせてその贈り物の意味も添えてお贈り出来ればよいですね。

冒頭のお問い合わせの方は、上司へブルーアースデスククロックをご依頼いただきました。
青い地球が海外でも活躍している上司にぴったりだったということで、そのことをお伝えされたそうです


ブルーアースデスククロック

ちなみに掛け時計は、新築祝いとしてなら壁に穴をあける必要があり、これもタブーとされてます。

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