日別アーカイブ: 2018年6月11日

「様方」と「気付」、「御中」

手紙や小荷物を送る宛先の記載で迷ってしまうことは少なくないようです。
お客様のご質問より


帰省先で受け取りたいのですが、以前「様方」を使ったら、荷物を送り返されたことがあるのでどうしたらよいですか?


お話を伺うと利用したのはゆうパック、手土産品が多かったので帰省先で受け取るように手配していたそうです。ところが、受取日になっても配達はなかったとのこと。帰省先はご実家なので苗字が違いますが「〇〇様方 ●●●●様」宛てで記載していたので問題ないと思います。そのあたりの事情はあまり詳しく伺えてませんが、後でネットで調べてみると、郵便局では支店によって対応が違って、名簿にない名前だと送り返される支店もあるのだそうです。

アトリエピジョンでは、ヤマトさんを利用させていただいており、今のところ十数年の間にそういったトラブルは聞いたことがありません。ですが、「様方」や「気付」「御中」などの書き方が迷われる方もいらっしゃるので少し解説したいと思います

  • 様方・・・「個人宅」宛て、受取人は苗字の違う「個人」
    送り先の住所に、その住所の世帯主とは苗字の異なる人に郵便物を送るときに使います。実家へ里帰りした際に荷物を自分で受け取る、個人宅に下宿している友人に手紙を送る場合などに「様方」を使います。受取人名は氏名のフルネームが必須ですが、個人宅へのお名前はフルネームでも苗字だけの「田中様方」といった書き方でも構いません。

    気を付けることは、その住所の住民であっても世帯主と苗字が違う場合にはつけていないと郵便物を送り返されることがあるようです。

  • 気付・・・「企業や施設、団体など」宛て、受取人は宛先に所属しない「個人」
    送り先が、企業や施設、団体などの場合は「気付」で、受取人の所属している団体等ではなく、受取人の立ち寄り先や関係のある場所宛てに送るときに使います。例えば、ホテルに滞在している宿泊者宛てに出したい場合、ゴルフコンペの賞品をプレー日に宿泊先で受け取るなどは「気付」を使います。

    住所と宛名の間に住所より若干大きめに書きいれます。例えば会社で宿泊予約している場合は、社名を入れておくとスマートです(画像左の事例参照)

    ご注文時、お届け先に「気付け」をご指定いただく際、あらかじめ指定先の企業・ホテルや施設などに送る確認をとってくださいね。確認をとっていないばかりに受け取り拒否されたり、ホテルなどによっては宿泊やパーティの当日しか受け取らないこともあるようです。

  • 御中・・・「会社や団体」宛て、受取人も「会社や団体」
    個人名ではなく、会社・部署・団体名宛てに使うもので「○○株式会社 御中」や「○○株式会社 △△課 御中」という使い方をします。

    会社内の個人に送る際、「御中」と「様」は併用しないで、個人名にのみ「様」をつけます。
    株式会社平成御中 山田太郎様 → ×
    株式会社平成 山田太郎様 → 〇

    宅配の場合は、記載する出来る部分が少なく「社名」様となることが大半ですが、可能であれば住所の中に社名をいれて、宛名にはお受け取りいただく方の個人名を入れます。

    例えば、社長ご就任のお祝いに贈る場合は、ご住所に社名を入れてお受取人名に「代表取締役社長 山田太郎様」とお名前を記載します。

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