カテゴリー別アーカイブ: 2.ガラス工芸

せせらぎ(生徒さんの作品より)

切子などに使われる被(き)せガラスの器に彫った『せせらぎ』
生徒さんの作品です。柔らかな雰囲気が素敵なのは、彫っている方のやさしさが作品に入ったのだと思います(^^)


この季節にピッタリですよね♪
教室をやめてもうお会いすることがないのだけど、また会ってお話ししたいです

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作品にうつしだされる心

以前、教室をしていたころの生徒さんの作品の一つです。
洋裁・和裁や料理、英会話、ボランティア、、、と家事や介護をこなしながら合間を縫って様々なことに挑戦されてました。それができたのはご自身の大病を克服されてからのこと。それまでは自由が許されず家事、育児、介護に明け暮れてました。でも大病を克服され「生かされた命だから」と旦那様のゆるしもえて、精一杯のことを取り組んでらしたのです。

当時はそのすごさがあまりわからなかったけど、介護の大変さや大病を患っている状態など、実際に私の周りで起こったことからみていると、ありえないぐらいのがんばりだったのだと感心させれれます。そんな方が近くにいてくださってたのに当時の私はあまりにのほほ~んとしすぎてました。もったいない・・・

でも人に対しての思いやりだとか心配りなど、ほんのわずかかもしれませんが、たくさんのことを学ばせていただいたものです。この方が作った作品はいつもどこか優しさがあるのです。同じものを彫っていても、やはり心が映し出されるものですね。私も心して、作品作りをしようと思います

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まといを彫った受賞お祝い

権威ある賞は、長年の労苦と積み重ねがあってこそ。ただ単に労苦があってもなかなか認められるものではないですね。実績とその実績に対しての評価も大切なもの

本当に素晴らしいことです。

彫りながら、積み重ねって大事だよねと何度も思いました。
ご依頼いありがとうございました。
そして、さらなるご発展お祈りしています

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馬蹄いりのサラブレッドグラス<馬蹄の縁起>

馬はとても縁起の良いもので、カッコよさもあって人気がありますね。このサラブレッドのグラスの底に、さらに縁起アップの馬蹄が彫られています


サラブレッド・オールドグラス

馬蹄のモチーフは、馬ほどはないものの、よく見られるのではないでしょうか。インテリアの飾りだけでなく車のアクセサリーやネックレスにまでなるほど人気のあるモチーフで、その縁起も多岐にわたります

  • 欧州では、元鍛冶屋であった大司教が悪魔に打ち付けた蹄鉄が効いたという逸話から「魔除け」や「幸運を呼ぶお守り」として扉などに飾られていました。U字型が幸運を受け止めたり、馬蹄を付けた馬が幸運をかき集めるなどとも言われているのだそうです。
  • 車のアクセサリーでよく見る馬蹄は、交通安全のお守り
    馬は決して人を踏まないことから安全のシンボルとされているからです。
  • 蹄鉄はその形状から、飾り方によって縁起が変わります
    U字型に飾ると、幸運が入り込み易く、受け止めて満たしてくれます。
    U字を伏せて飾るは、貯まった幸福を逃がしません。
    U字を横に向けるのは、魔よけの意味を持つという説もあります。

各国での縁起

  • イギリスでは、結婚式のときに、家族が新郎新婦に蹄鉄のネックレスをプレゼントすると幸せになるといわれています。また、花嫁が無事に教会まで行けるように「魔除け」として玄関に飾ったりもします。
  • イタリアでは、蹄鉄は大変な産業であり収入を得る幸運のアイテムとされていました。また古い時代の蹄鉄は金や銀が使われており、落鉄したらその蹄鉄を拾った人の物になっていたのだそうです。とてもラッキーなことですよね。現代では蹄鉄を拾うようなことはないですが、蹄鉄を玄関に飾ると家運アップのお守りとされてきました。

U字を上に向けると幸運うけとめ貯めやすい、横向ければ魔除けだけど、
横向きはお隣さんにも幸運おすそ分けって意味ではどうでしょうか(*^^*)
 

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お気に入りのグラス

生き物が好きで、中でもネコは格別です。塩対応されようと全てを許してしまうというか、それさえもうれしくなってしまうのはなぜなんでしょう(笑)

それほどまでに好きなのに、今は動物を飼うこともできない環境。ということで、友人のネコに癒されたり、ネットでネコ写真や動画ばかりを見てます。そして、それも限度があって、大好きな作家さんの作品を前に眺めてるのです。

作家:西田雅之 ネコグラス

これと同じモチーフのものです(=^^=)
ちょっとだけ宣伝ですが、アトリエピジョンで扱っている作家さんの作品は私が気に入ったものやお客様のリクエストから生まれたものばかりなんですよ

雨上がり、ほんのわずかながら雲の隙間から青空が見えてます。
折角のゴールデンウィークですから、からーっと晴れ上がるといいですね
あと4日、素敵なゴールデンウィークとなるよう祈ってます(*^^*)

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製作中で止めてたもの -東郷青児のレダ-

もう7年前になってしまう。彫刻途中で放置したもの

当時、東郷青児のレダというお題をいただいて製作をするにあたり、東郷青児について調べたのですが、なんというか破天荒でバランスの超絶悪さにとまどいをおぼえたことを思い出します(でも今ならうっすらとだけど理解できます)。バランスの悪い素晴らしいアーティストは多く、そのバランスを作品でとっているのではないかと思うほどです(^_^)

初出品にして二科賞を受賞し、その後も二科会のドンと呼ばれるほどの才能を持ち合わせた東郷青児。ただその二科会でどんちゃん騒ぎの中、裸になったり、私生活でもガス心中事件を起こしたかと思えば、その事件を取材するために訪れた宇野千代と意気投合しいきなり同棲生活を始めるなど、話題に事欠かない人だったようです。見た目もかなりのイケメンさん(写真の著作権がわからないので掲載しません。気になる方は検索してみてくださいね)

もともと未来派、前衛派で出発した東郷青児ですが、竹久夢二を思わせる美人画を書くようになったのはもっと後のこと。このレダにあるようなしなやかな指、細くくびれたウエスト、どこか現実離れした少女のようなフォルムと繊細なグラデーションが東郷青児らしい気がしてます。

で、表題のレダについて
レダは、ギリシャ神話にあるスパルタ王の妻。その美しさに横恋慕したゼウスが白鳥に姿を変えて誘惑するのです。多くの画家がこのレダをモチーフに絵画を描いてますが、東郷青児の絵ほど憂いとはかなさのあるものはないのではないでしょうか? で、この憂いとはかなさが私に欠落してて違和感があり過ぎたのかもと思ってます。最近になって、命のはかなさについて考える機会が増え、東郷青児の目指したところとは違うところではありますが、少し見えてきたような気がするのです。

ということで、マスクがダメになっているかもしれないけれど、このまま彫り続けてみようかな

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底にそびえ立つ山-ユングフラウのグラス


ロックグラス ユングフラウ

ガラスに厚みがあると、かなり深く彫ることができます。
そこで、厚みのあるグラスの底を使って、山を彫っています。

厚みがあれば、どんなグラスでもよいわけではありません。ガラスは成型後、高温だったものを冷却しますが、時間を短くするために急速に冷却したものだと脆く割れやすいのです。彫っているうちに割れてしまうんですね。

見た目にはほとんどわからないので、いくつか彫ってみて安定するメーカーの素材を選ぶなど、素材の見極めが必要なんですね。

このユングフラウの素材は、そういったことで、以前安定性がなくなった素材を変更した経緯があります。以前の素材もきれいだったのですが、形状がストレートになって、より光が美しくシャン謝して見えるようになりました(^^)

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製作過程

兜を製作中です。写真は表面から(裏面から彫っていて、表はOPP袋をかけてます)
裏面から一つ一つ彫るのですが、パーツをめくって彫ってはまた貼り戻しして、さらに別のものを彫り込む。その繰り返しで少しづつデザインができてきます。この彫りはガラスの厚みがあることでできるもので、グラスなどの薄いものにはまた別の彫り方をします。

ガラスの厚みがあるものでも、ガラス成型時に急速に冷却されていたりなどすると、彫っているうちに割れることもあるので、何でもかんでもOKというわけにはいきません。安定した素材があるのはありがたいことです^^

1枚目の写真より、もっと前の段階の製作中です。彫っている面から
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熱燗、ぬる燗、、、いろいろ

お酒の消費量が年々減っているのだそうです。下戸なもので、あまり関心がなかったのですが、少し調べることがあって国税庁の統計を見てみました。酒類全般の飲酒量がピーク時は101L(これが多いのかどうかも判断つかないのだけれど…)だったものが、平成26年度には80Lにまで減少。成人人口が増えたにもかかわらず2割も減少してるんですね。

そして、その酒類の内訳で、ビールと清酒の割合がどんどん減少し、代わって増加傾向にあるのがなんとリキュールや低価格の新ジャンル醸造酒などでした(@@)あぁ、リキュールもお酒だったんですね。
・清酒    平成元年 15.7% → 平成27年 6.6%
・ビール   平成元年 71.0% → 平成27年 35.0%
・リキュール 平成元年 1.0% → 平成27年 24.0%

下戸な私がお酒の話というのもなんだか申し訳ないのですが、唎酒は好きなんですよ。手間暇かけて作られたお酒の香りが好きで酒蔵見学も何度も行ったぐらいです(^^) 少しぐらいなら大丈夫なので、お正月と機会があればほんの少しはいただきます。

ところで、お酒にはそれぞれにおいしくいただける温度がありますね。香りのよい大吟醸などは熱燗にすると香りが飛んでしまうので人肌燗と呼ばれる35〜40度程度の温度にするのが最適なのだそうです。ちなみに熱燗向きは本醸造酒や普通酒とのこと

  1. 本醸造酒 熱燗もOK。45〜50度がベスト
  2. 純米酒 40〜50度
  3. 吟醸酒 35〜45度
  4. 大吟醸 35〜40度

また、燗にもお肉の焼き加減のように燗加減があり、熱燗(50〜55度)以外に上燗(45〜50度)ぬる燗(40〜45度)などがあります。燗にするとお酒のまわりが早いので、つい飲み過ぎたということがなく、また体も温まります。お酒の種類に合わせ、お好みの適温でいただけるといいですね

『冷や』は20〜25度ぐらい
冷酒というと冷たいものをイメージしそうですが、香りを楽しまれる方は冷やで飲むことが多いのだとか。なるほどーです


冷ややぬる燗に 羽根のぐい飲み
一般のガラスは耐熱温度差が60℃なので、耐熱でないガラス器を使う場合は、いったん人肌までグラスを温めてから使うと熱燗温度もOKとなります(^^)v

#熱燗 #ぬる燗

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桜フォトフレーム 着色前と後

早い開花で、SNSにはたくさんの桜の写真がアップされています。今は性能の良いカメラがたくさんあって、プロ並みの写真ばかり。ピンクに癒され、、、そして桜酔いしそうなぐらいにうっとりです。

あの優しい色あいが、はんなりとしてよいのですよね


ガラスはほとんどの商品は彫ったままですが、このフォトフレームだけは着色を施しています。顔料彩色の柔らかい色合いです。


↑ こちらは着色前。光を通すと高級感は彫りっぱなしのほうが出ます。

桜フォトフレーム

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