日別アーカイブ: 2018年1月15日

卒業のお祝いに刻まれた言葉「自他共栄」

卒業・退職では、仲間有志からの寄せ書きのギフトは人気の高いアイテムです。寄せ書きに使われるのは、社員一同からの社長や階調のご就任祝い・〇〇会所属で有志で独立をお祝い・受賞のお祝い・友人やスタッフ有志で結婚のお祝い とお祝いの目的は様々です。

同じ目的であっても人と人のつながりなので、刻まれる言葉は一つ一つが違うのは当然で、また思いがあるだけに輝いてますね。ずっと残るものだけに寄せ書きをしたためる方は、どんな言葉を贈ればいいのかとかなり思案される方もいらっしゃるようです。
寄せ書きメッセージの参考にメッセージを考える

さて、そんな寄せ書きで、大きく表題などを入れられるケースが多いのですが、これまた思案しますよね。退職では、「感謝」や「祝 定年ご退職」などのようなものが多く、就任では「祝 社長御就任」のほか格言や会社の理念がよく見られます。

今回も素敵な言葉で、辞書を引いてみると、柔道用語とあります。

「自他共栄」とは互いに信頼し助け合うことができれば、自分も世の人も共に栄えることができる。この精神を柔道で養い自他共に栄える世の中を作ろうと講道館柔道の創始者 嘉納治五郎が提唱した言葉。

そして自他共栄を調べていると、「精力善用」と聞いたことのない言葉がありました。精力善用は心身の持つすべての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に用いること。気になって、さらに検索していて、柔道チャンネルを見つけました

治五郎は、柔道の道を究め強くなり、地位や名誉を得たあとも、決して驕ることなく、学問においても柔道においても人より研鑽を積み、常に向上心を持ち続け、更なる目標を作り自らが世の中の役に立つことを常に考えた。ここに、「精力善用」「自他共栄」の精神は、世界の平和に繋がるという信念にまで高められたと言える。
柔道チャンネルより:judo-ch.jp

世界が平和であること心の底から望むことです。そうありたいし、そうあるために動きたい。
武道の精神は学ぶところが大きいです。

81/1000