カテゴリー別アーカイブ: オーダーメイド

何の縛りがないよりも

オーダーメイドでは、いろいろな要望があります。
彫刻が専門なので「消火器の形のガラスを作って」といったご依頼は対応ができません。例えば、「ピアノの形のガラスオブジェ」など市場に出回っているようなものであれば、ご希望にちかい素材を入手可能な場合があります。けれど、多くの場合が、ご希望に添えないアイテムなのですね。

そういった場合、オブジェの形にこだわるなら、アトリエピジョンでは対応ができませんが、彫刻で希望のものをガラス素材に彫ることができます。過去に掲載した記事で、頭蓋骨の一部ブレードティースまとい信玄の兜などのように、ガラスの中にそのモチーフを表現するものです。掲載はできないのですが、その他にも朱鷺、裸婦像、神経、ヘルメットや道具類、船といった専門職ならではの希望がいろいろです。こういうモチーフのガラスオブジェは恐らくないでしょうから(朱鷺はあるかな)、オリジナルで制作するしかありません。

制限があるからこそ生まれるもの
何の縛りもなかったら、形から作りたいところですが、制限があるからこそ他にはないものができるということもあります。


魚さんたち♪ 涼やかに見えたら嬉しいです

270/1000

手書きはあったかい

寄せ書き以外にも手書き文字はおすすめのもの

ずいぶんと以前のご依頼品
とても短いメッセージと、おとうさん、おかあさんの文字のみ
言葉は短くとも微笑みが生まれるようなホッとあたたかなものを感じます。

「おとうさん」の文字が特徴的だったのと、白抜き文字で書かれていたので、オプションで二段ぼかしで文字にグラデーションをつけました。素敵なオンリーワンの贈り物です♪


258/1000

加工文字を消す

優秀賞を受け表彰されたトロフィーがあり、もう不要なので処分したいというご相談。
デザインガラスに変えたいというご希望で、加工文字を消すために全面的に深めに花を彫り込んだものです。ずいぶん前のご依頼品で、部分写真と小さな元写真だけでごめんなさい。


←元のガラス

↓ そしてこちらが文字の上に彫ったもの

文字もそこそこ深みがあるので消すには2~3mmぐらい彫る必要があり、また広範囲にわたるので大きなシャクヤクとなりました。

237/1000

12年使い続けてくれてる印章

ガラスに彫ると、もったいなくて使えないという言葉をたくさんいただきます。それは贈り主様の思いを大切にされていたり、割ってしまう恐れがあってのことだと思います。大切にしてくれているのはとても嬉しいことで、でも使ってくださっているというお言葉もとても嬉しいのです。

12年前、初出版の記念に自分へのご褒美として印章をご依頼くださった方が、今も大切に使っているというお話をしてくださいました。初出版から12年間で、講演や執筆で人材育成や仕事場での仕組みづくりなど人を生かす環境づくりについてたくさんの本を出版出版されてる中尾 ゆうすけさん。

『上に行く人が早くから徹底している仕事の習慣』すばる舎が4月に購入した書籍の第2位(最も購入した書籍 ライフハッカーさんにて)にランクインしているもので、本屋さんで目にされた方や購入されて実際に参考されている方も多いのではないでしょうか

ゆうすけさんご使用中の12年物(笑)です
木箱は、今回贈ったものなのでまだ新品です


ご自身でシリコンをつけられてます(^^)

感謝です

201/1000

ノベルティなどのご依頼時は木箱に変更できますよ

少し前にお客様との打ち合わせで木箱の話が出ました。

30個以上の記念品などご依頼いただく場合、オリジナルの箱を作ることが可能なのです。納期に余裕が少しあり、数量も30個を超えていましたので箱をご希望の色や木箱などに変更することが可能ですよとお伝えしたのです。

アトリエピジョンで扱っている商品では木箱は箸置きと印鑑ケース、そして作家作品の一部ぐらいなんですね。
そんななので、木箱ができるなんて思ってなかったようで、少し話が弾みました。お客様のイメージとしては木箱と紙箱ではやはり木箱のほうが高級感あるのではないかということ。確かにそう感じられる方も多いですし、記念品を作る場合にはおすすめもしています。が、なんだかんだと進めていくうちに、実は木箱に変更したケースは過去17年営業してわずか数件だけでした。
コストがかかることや、あまり形状の融通が利かないこと、また折角変えるなら紙箱で希望の色にしたいなどが理由です。

結局、冒頭のお客様も形状など諸事情で通常の化粧箱に。

でも、木箱はやはり潜在的な人気はあると思います。
30個以上の記念品をご検討の場合は、お見積もりの際にご相談くださいね

183/1000

頭蓋骨を専門にしている方への工芸彫刻お祝い

専門職の方へのご依頼はいろいろとあります。

神経や内蔵などの体の一部であったり、安全靴や消化器、特殊な工具や専門に扱っているパーツ類まで、普段注意してみることのないものばかり。でも、それらを専門にしている方にとっては、毎日目にしていてなんというか愛着のようなもの?さえわくのでしょう。それらを専門とされている方々が教授や役職にご就任されたり、または長年就かれていた役から御退官される際のお祝いとして、デザイン彫刻ではなく1点ものの工芸品としてご依頼いただくことがあります。

5年前にご依頼いただきました頭蓋骨を彫ったものです。

透明度の高いクリスタルのトロフィーに彫りました。文字部分はお見せできませんが、頭蓋骨の部分は掲載ご許可くださいました。とてもありがたいです。
頭蓋骨は理科室で標本を見たことしかなく、画像だけではどうなっているのか想像が難しだろうと模型も送ってくださいました。おかげでイメージしやすかったです。頭蓋骨もいろんなパーツからできているんですね(驚)こんなことがなかったらまじまじと見ることはなかったでしょうね


↑↑↑ この画像を元に製作


製作途中の写真です。彫る部分以外はマスクやガムテープなどで養生して、彫っていきます。深く彫ったところを再度マスクしたりで、彫りで表情をつけていきます。中央から右横に伸びているのが頬骨で、左の突起が乳様突起というものだそうです。うーーーーん、頬骨しかわからない。

工芸品は、少しハードル高いかもしれませんが、時間も手間もかけたその思いも含めてとっても喜ばれるようです。みんなで贈るときなどにご検討材料にしていただければ嬉しいです。

オンデマンドオーダー

150/1000

バラのガラス彫刻工芸をメッセージの添え物に

少しだけでもガラス彫刻工芸を入れたいとのご依頼で定番人気のあるバラをタンブラーやワイングラスに入れることがあります。そういった場合はメッセージを入れることがほとんどなので、主役はやはりメッセージなのですね。ご感想をいただくたびに思います(お客様の声

ガラス彫刻工芸は、通常のデザイン彫刻と違って、段差や彫りの深さ、丸みなどの彫り加減、そのほか地模様をつけたりなどでデザインを魅せています。


こちらが工芸彫刻。段差だけで表現したバラの彫刻です


デザイン彫りをしたバラ。ラインやシルエット、写真のもののように影絵のように彫る部分と彫らない部分だけで表現するようになります。

それぞれに見え方も魅力も違います。
一味違ったものや工芸品がお好きな方にはガラス彫刻工芸をメッセージを引き立てる添え物としてご利用いただけます。ガラス彫刻工芸はオンデマンドオーダーとなります

148/1000

わんこのシルエット印鑑の使い道

オーダーメイドでは、時にこういうものだといった概念があったことを気づかせてくれるご依頼があります。結婚のお祝いでグラスを1つだけプレゼントするという方に、心配になって意図を伺うとグラスとして使うのではなく飾ってもらいたいんですとのことでした。

また、ある方は印鑑を印鑑ではなく「記念にしたいので、小さな墓標のような感じにしたい」とご依頼いただいたことがあります。印鑑は判を押すという概念が見事に打ち砕かれました。その印鑑に彫った印面はチワワのシルエット。


ガラスの印鑑

オーダーの一つ一つに思いとドラマがつまっているのですよね
良い記念となるといいなと願ってます

145/1000

手書きの絵で工芸彫り(オンデマンドオーダー)

絵が描けないのだけどオリジナルにしたいと思う方があれば、自分の描いた絵でオリジナルにしたいと思う方もあり、贈り物の形はそれぞれです。

今回は、後者の自分の描いた絵でオリジナル製作したいというご依頼分のご紹介です。ずいぶんと以前のご依頼のもので、確か父の日の贈り物だったと思います。

線画で描かれた絵をご入稿いただきました。
鉛筆のように細い線だけだと、通常の彫刻ではほとんど目立ちません。なので、線を太くしたものや塗り(黒のみ)を入れたものをご入稿いただければ、通常のデザイン彫刻ができます。このご依頼者には、通常のデザイン彫刻の方法と工芸彫刻の両方をご提案させていただき、工芸彫刻に決まりました。


かわいらしいデザインでした(^^)


手書きの文字があったかい♪

通常のデザイン彫刻は、専用の機械で白黒の原稿を元にマスクフィルムを製版して作ります。マスクの種類によってはかなり細い線まで再現が可能なので、文字などの彫刻に向いています。上の2枚目の写真の文字は、このマスクフィルムを使って彫っています。

工芸彫りは、厚みのあるマスクシートにデザインを描いたり印刷をしてガラス面に貼り、デザインカッターで手作業でカットし、彫る部分だけをめくっては彫って、また次をめくって彫ってを繰り返し、基本的には彫る深さや段差でデザインを魅せるので、非常に時間と手間のかかるものになります。

言葉で説明してもわかりづらいので
イルカのプレート製作中とか工芸彫刻の表現方法「立体彫り」とかご参照くださいね

116/1000

細かいところにも意識を向けようと

少し暖かくなってはまた寒く、、、
身体は年齢もあって固まりやすいので、毎日プチ運動をしています。そのおかげあって、ヒップアップしました(^0^)いや、誰に見せるわけでもないので必要ないこと。とはいえ、観えないところに気を遣うのはお届けする商品にも通ずることだと、なんだか後付けのような言い訳をしつつ、でもやはり慣れすぎてしまわないよう細かいところにも意識を向ける訓練をしようと思うのです。

今日も元気に文字入れ
記念品なので同じものを彫り続けます。同じものだと慣れが働くんですよね。でも手にされる方は一人一人違います。それで、冒頭の前置き、慣れすぎないよう大切に製作を進めます(^^)v

110/1000