カテゴリー別アーカイブ: 4.マナー

就任と昇進(昇任、昇格、昇級との違いも)

ご質問から

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家族が部長に昇進したのですが、
熨斗の表書きは『御就任御祝』でよいのでしょうか?

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A:ご家族の場合、「ご昇進お祝い」や「ご就任お祝い」どちらでも使えます。メッセージ入りのものなら、単に「御祝」でも多くご使用される表書きです。


就任と昇進は、言葉が似ているので迷ってしまうところですね。また同じ「昇」とつく昇任や昇格、昇級などの言葉もあり、さらに複雑になりそうです。

まずは、それぞれの言葉をWEB辞書で引いてみると

就任:新しく、ある任務・職務につくこと
昇任:役が上になること。また、上の官にのぼせること。
昇格:格式・地位などが上がること。
昇進:官位・地位があがって行くこと。

辞書だけだとこんがらがりそうです(^_^;)
ご利用いただく事例と、のしの表書きや彫刻の文言になる言葉のご案内しますね

  • 就任:新しく任務・職務につくことで、必ずしも昇進が伴うわけではありません。例えば、営業部長が人事部長に移動などの横滑りのときでも、人事部長就任のように「就任」を使います。社内、社外問わず、新しい職に就いたときのお祝いの文言としてひろくつかわれる言葉です。
    <利用例>
    取引先の新社長就任に時計に文字入れでお祝い、同門の教授就任にお祝い
    のしは「御就任御祝」「祝 教授ご就任」など
    .
  • 昇任:主に公務員などの公的な仕事で使われるもので、官位に就いたり役が上がること。一般の会社では昇進にあたるものです
    <利用例>
    部長から局長への昇任のお祝いに有志でフォトフレームの記念品
    のしは「御昇任御祝」「御祝」など
    .
  • 昇進社内での職位(役職)が上がること。平社員から主任といった肩書がつくことから役員の職位があがることまで幅広く使われます。主に社内や家族など身内で使い、先様が取引先の場合は就任を使います
    <利用例>
    チームメンバーの部長昇進にメンバーから記念品
    のしは「昇進お祝い」「御昇進御祝」「昇進記念」など
    .  
  • 昇格社内での資格や評価が上がること。昇進と間違われやすいのですが、肩書がついたり上がるものではなく、その人の格式や階級が上がることをさします。評価方法のひとつで職能資格制度を取り入れている企業があり、この評価によって給与や役職を決定します。昇格しても必ずしも昇進が伴うものではないので、肩書はそのままの場合もあります。また、昇格しても社外の人にはわかりません
    <利用例>
    社内アワードで昇格記念として階級をいれたペーパーウエイトの記念品
    のしは「記念品」「御祝」など
    . 
  • 昇級:文字通り等級があがることで昇格と同様の意味に使われます。会社独自で設けられた制度などで等級を使用している場合に使われていて、等級を使ったものでも「昇格試験」などという場合が多いです。また、公務員の給与は○級○号給と示され、昇格はこの〇級が上がることで、昇級は号給が上がることを示します。
    <利用例>
    社内制度での昇級に等級をいれた記念品、柔道の昇級お祝いなど

    熨斗は「祝 ●●等級取得」「 ●●級合格お祝い」など


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記念品贈呈の目録

イベントパーティや式典などで大勢の方が参加するものでは、お祝い品を目録にして贈ることがあります。例えば結婚式などではそのまま旅行に出発される方にお祝い品をお渡しするわけにはいきませんし、多くのお祝い品が予想される方に重量のあるものは持ち帰るには難儀します。そして会場での対応も大変になることから、お祝い品自体をお断りされている式典もあるぐらいです。

こういった場合に活躍するのが目録

目録には、贈物などのリストが記載されています。日本の正式な贈答品には、結納品にみられるように目録をつけます。目録と合わせて贈答品をお贈りする場合と、冒頭に書いたように記念品など持ち運びに困る場合などには目録だけをお渡しする場合もあり、また、アトリエピジョンのオーダーメイド品のように日数を要するときにも目録をご活用されている方は多いです。

目録は市販されている奉書に縦書きで、「品名、数量、贈答の目的、贈呈日、贈呈者、受領者」の順に書き入れます。最近では横書きなどもあるようで、また目録をより分かりやすくするために写真を貼り付ける場合もあります。

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《写真を目録に使いたい方へ》
式典でお渡しする目録に使う写真はHPの掲載写真をコピーしてご使用いただけます。HPからのダウンロードが難しい場合は、ご連絡いただきましたら画像ファイルをお渡しします(彫刻後の写真は商品発送後にメールにてお送りしています。イベント当日までに間に合わない場合は、HPの写真でご対応くださいね)

242/1000

「様方」と「気付」、「御中」

手紙や小荷物を送る宛先の記載で迷ってしまうことは少なくないようです。
お客様のご質問より


帰省先で受け取りたいのですが、以前「様方」を使ったら、荷物を送り返されたことがあるのでどうしたらよいですか?


お話を伺うと利用したのはゆうパック、手土産品が多かったので帰省先で受け取るように手配していたそうです。ところが、受取日になっても配達はなかったとのこと。帰省先はご実家なので苗字が違いますが「〇〇様方 ●●●●様」宛てで記載していたので問題ないと思います。そのあたりの事情はあまり詳しく伺えてませんが、後でネットで調べてみると、郵便局では支店によって対応が違って、名簿にない名前だと送り返される支店もあるのだそうです。

アトリエピジョンでは、ヤマトさんを利用させていただいており、今のところ十数年の間にそういったトラブルは聞いたことがありません。ですが、「様方」や「気付」「御中」などの書き方が迷われる方もいらっしゃるので少し解説したいと思います

  • 様方・・・「個人宅」宛て、受取人は苗字の違う「個人」
    送り先の住所に、その住所の世帯主とは苗字の異なる人に郵便物を送るときに使います。実家へ里帰りした際に荷物を自分で受け取る、個人宅に下宿している友人に手紙を送る場合などに「様方」を使います。受取人名は氏名のフルネームが必須ですが、個人宅へのお名前はフルネームでも苗字だけの「田中様方」といった書き方でも構いません。

    気を付けることは、その住所の住民であっても世帯主と苗字が違う場合にはつけていないと郵便物を送り返されることがあるようです。

  • 気付・・・「企業や施設、団体など」宛て、受取人は宛先に所属しない「個人」
    送り先が、企業や施設、団体などの場合は「気付」で、受取人の所属している団体等ではなく、受取人の立ち寄り先や関係のある場所宛てに送るときに使います。例えば、ホテルに滞在している宿泊者宛てに出したい場合、ゴルフコンペの賞品をプレー日に宿泊先で受け取るなどは「気付」を使います。

    住所と宛名の間に住所より若干大きめに書きいれます。例えば会社で宿泊予約している場合は、社名を入れておくとスマートです(画像左の事例参照)

    ご注文時、お届け先に「気付け」をご指定いただく際、あらかじめ指定先の企業・ホテルや施設などに送る確認をとってくださいね。確認をとっていないばかりに受け取り拒否されたり、ホテルなどによっては宿泊やパーティの当日しか受け取らないこともあるようです。

  • 御中・・・「会社や団体」宛て、受取人も「会社や団体」
    個人名ではなく、会社・部署・団体名宛てに使うもので「○○株式会社 御中」や「○○株式会社 △△課 御中」という使い方をします。

    会社内の個人に送る際、「御中」と「様」は併用しないで、個人名にのみ「様」をつけます。
    株式会社平成御中 山田太郎様 → ×
    株式会社平成 山田太郎様 → 〇

    宅配の場合は、記載する出来る部分が少なく「社名」様となることが大半ですが、可能であれば住所の中に社名をいれて、宛名にはお受け取りいただく方の個人名を入れます。

    例えば、社長ご就任のお祝いに贈る場合は、ご住所に社名を入れてお受取人名に「代表取締役社長 山田太郎様」とお名前を記載します。

229/1000

親族の呼称 おば、おじ

普段、親族は名前で呼び合うものだと、親族の呼称までは難しいです。
私には子供はいませんが、弟には、子、孫までいます。10代で結婚し、すぐに子供が3人もでき、またその子供たちも弟よりもさらに若い時に結婚したので、もう孫がいっぱいです(^^)大家族♪

弟に孫ができたときに、私は大伯母になるんだなぁと感慨深くなっていた時、ふと私から見たら弟の子供は何と呼ばぶのだろう?と気になったのですね。そこで調べてみると「姪孫(てっそん)」というちゃんとした呼称がありました。とはいっても、私の周りは誰も知りませんでしたので、これは普段使いできる呼称ではないですね

さて、普段使いできない呼称は置いておいて
おば、おじ漢字についてです

ずいぶん前にメッセージカードに印字する内容で、叔母伯母の文字が一緒に入ってたのですね。この漢字は、どちらでも使っていいということではなくて、叔母が親の姉か妹かで区別されます。

  • 伯母ー父親(または母親)の
  • 叔母ー父親(または母親)の

同じようにおじの場合は、親の兄に当たる人が伯父、弟にあたる人が叔父になります。さらに区別が必要なのが、親の兄弟の配偶者です。例えば、父親の妹にあたる人であれば叔母さんですが、叔母さんの旦那さんが父親よりも年上だった場合はどうでしょうか。この場合は年齢は関係なく叔母さんの旦那さんも叔父さんと「叔」の字を使います。

区別ができていても、文字をタイプ打ちしていると予測変換されてそのままということがあるので、ぜひご確認くださいね。

196/1000

友人・知人が贈る端午の初節句お祝い

端午の節句祝いと言えば、鎧兜こいのぼりなどですが、初節句の五月人形は、嫁の実家から(最近では両家の折半であったりとか自分たちで用意するなど多様化しています)、こいのぼりはお仲人さんや親せきが贈りるのが一般的とされてます。親戚がたくさんある場合は、重なってしまうと飾る場所にも困りますから相談してということも多いようです。

五月人形やこいのぼりは飾る時期も早く、春分後の十五日目の清明(二十四節気で2018年は4/5)が良いとされてます。ですので、家族親戚が用意するというのがベストなのでしょう。
 
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さて、身内家族でなくご友人・知人が端午の初節句をお祝いする場合はどうしたらよいのでしょうか。
家族ぐるみでお付き合いされているなら、ぜひお祝いしたいところですね。お祝いの品は、こいのぼりや兜などのように飾る日を考える必要のないものであれば、お祝い膳の日にプレゼントするのもよいでしょう。折角のお祝いです。ものには心が宿りやすいですから、現金よりも、何か心をこめて選んだものを贈ります。お祝い品の金額の目安は、親族・お仲人さんなら1万円~2万円、友人は5千円~1万円程度。ご参考になれば幸いです

端午の節句祝いのマナー↓↓


クリスタルオブジェ 鯉登(りとう)

176/1000

上司への贈り物への配慮は

3月は退職・移動時が増えてきます。退職はなおのこと、御就任であっても移動されるなど同僚や上司と離れることは多いですね。

同僚や部下など自分と目線が同じ人には、引越し先で使う生活用品など役に立つものなど
気軽にセレクトできますが、上司や年配の方への贈り物は気軽とはいかなそうです。

好まれるものは趣味に沿ったもの。とはいっても趣味がわからないとか、好みのブランドが高価だと厳しいですよね。背伸びしすぎず、質の良いものを選べばよいでしょう。高価なものを選ぶなら、有志をつのって購入するのも良いですね。

ただ気を付けなければいけない物があります。

時計や鞄:勤勉にもっと働いて
ベルト:腹を締めてかかりなさい(気を抜くな)
靴や靴下:相手を踏みつける

と言う意味があります。今は贈り物が多岐多様に渡っていて、さほど気にされることはなくなりましたが、しきたりを重んじる上司に贈るときは要注意です。プレゼントを開けた上司の顔色が変わらないよう気をつけたいところです。

相手が趣味にしているなら、問題ないでしょう^^贈る時に少し言葉を添えると、想いも伝わります。例えば「センスのいい部長に贈るものを考えましたが、ベルトを集めてらっしゃるとのことで、選んでみました。」とか。実際にあった事例で「ご退任後の第二の人生を奥様と素敵な時間を刻んでください」と温かい思いが詰まってました。物事のとらえ方は様々です。

しきたりは大切にしたいものですが、そのしきたりができた時代背景と今とではまるっきり変わっているものもあり、しきたり自体が様変わりしているものもあります。先様に喜んでいただけることを考えてみれば、何が大切なのか見えてきそうですね

一番外編ー
【日本茶】
「お茶を濁す」「茶々を入れる」などから、その場だけを取り繕うといった意味で、お祝い事には避けられています。一方、縁起担ぎとして九州では結納品などに使われています。その意味は、お茶はやせた土地でも根を張り長く丈夫に育つことから「健康長寿」や「困難に負けず、力強く生きる」とされていたり、お茶の芽は摘んでもどんどん出てくることから「お芽出たい」などさまざまな説があります。

131/1000

お多芽とお返し

贈り物をいただいたら、気持ちを込めて用意してくださったものやお金に対し感謝の気持ちをきちんと伝えるためにも喜んでもらえるお返しやお礼を用意したいものです。

贈り物をいただいたら、基本的にいただきっぱなしはありません。 ただ、よく『お中元やお歳暮のお返しは必要なのか』というご質問をいただきます。 お中元やお歳暮は日頃の感謝を込めて贈るものなので基本はお返しを必要とするものではありませんが、受け取った報告も込めお礼状を送るなどは必要です。その他にも「内祝」や「御礼」「お多芽」などの名目で返礼を送ります。いずれにしても、お返しという名目を使うことはありません

お返しの金額
基本はいただいた金品の半額程度
金額がわからないお品も多く、またいただいた内容や事情に合わせ調整が必要なこともあります

お多芽とは
関西では結納、結婚祝いなどの贈り物を頂いた時に、半紙に添えておためとして1割の金額を入れてお返しする習慣があります。

由来は、お重箱にお菓子などを入れて御祝をしており「このお重箱をきれいに洗ってお返しします」という意味を込め、お重箱に真っ白の紙である半紙などを入れてお返ししていました。 このことから、贈り物を頂くと、半紙や懐紙などをお多芽紙としてお返しするようになりました。

また、丁稚さんがこの贈り物を持って、ご主人様の御供をしたので、丁稚さんにお駄賃を渡していました。ですので、この1割は交通費的な意味合いもあります。 同じ関西でも京都ではわざわざ出向いてきてもらったご足労代(交通費)ということで誰にでも1割お返ししますが大阪では丁稚さんのお駄賃と言うことで目上の方にお金を入れるのは失礼にあたるとして入れません。
そして、お多芽をされるかたからの質問で多いのがお多芽とお返しは両方必要なのかということです。それぞれに意味合いが違うので、お多芽をしてもお返しをしたことにはなりません。お多芽の慣習があるところでは両方必要になります。
 
地域的な慣習は、地域に根付いたところで調べてみると、意外な発見もあるかもしれませんね

124/1000

クリスタルは『感覚を研ぎ澄ます』カラー

ギフトにガラス製品は失礼ではないですか?

最近ではほとんど聞かなくなりましたが、つい先日、商品のご相談を受ける中でついでに質問されたことです。ガラスは壊れ物の代表で、特に結婚祝いでは『切れる』『割れる』『壊れる』などをイメージさせるものはタブーとされてきました。そういった昔からの慣習もあり、ギフトでは失礼と考えられたのかもしれません。

昨今、お祝い市場も変化し多種多様化しています。ガラス製品だけでなく刃物まで結婚祝いとして活躍しているようです。新しい門出に必要なものをそろえるために、当事者がリクエストされることも増えていることも一因でしょう。

又、タブー視されていた意味合いも、視点を変えることで 別の意味合いとして捉えることができ、陶器やガラスはとてもポピュラーな贈り物になってきてますね。

刃物やガラス、鏡の持つもうひとつの顔は、『新しい未来を切り開く』『幸せを分かつ』 『悪い運を裁つ』『心を映す、幸せを映す』 などなど。

冒頭のご質問をくださった方は、ご就任お祝いのご相談でした。ご就任お祝いで時計やグラスなどガラス製品をお送りすることは花ほど一般的ではないものの、多く見られます。大切に使えばずっと残るもので、刻まれたメッセージもずっと輝き続けます。また、色の観点から行くとクリスタルは『感覚を研ぎ澄ます』ものなので、先見の明を必要とする役にご就任される方にもぴったりですね。

77/1000

周年記念品を贈る日

今日はお問い合わせから

『周年記念の記念品を贈る日は周年の日を迎える日より前なのか、迎えてからなのか、基本的にはどうすればよいのでしょうか』

お問い合わせの方は自社が●●周年を迎えられ、その記念品を贈る日(宅配する日)について検討されていました。特に決まったしきたりがあるわけではないので、アトリエピジョンでご依頼いただいた事例からまとめます。

  • 式典で渡す
    周年記念の式典や祝賀会などを開催されている場合、その式典で記念品をお渡しされます。式典に参加されない方へは、先様へ直送したり、直接会いに行ってお渡しされているようです。
  • 周年記念を迎えた年始めから
    例えば6月に創立記念日を迎える場合でも1月からお会いになる方へ手渡しできるよう前もって準備されてます。
  • 創立記念日の前後1週間ぐらい
    できるだけ記念の日に送れるように準備されている方もあります。先様が周年記念を迎えた場合に送るお祝いに比べると、記念日に合わせる方は多くはありません。
  • 周年記念を迎えてから
    飲食店や小売店などで、お得意様に随時お渡しされるようです。また、周年記念のイベントを特に用意されていない方がお祝いをいただいた返礼を兼ねて贈られるケースもあります。

事例を見ると、皆様それぞれの事情やシチュエーションがありますね。記念品は、ボールペンやケース、時計などよく見られるものでも、多くの場合社名入れされています。ですので日数をある程度要するからなのか、また会社の決済などもあり、数十個~千個単位に及ぶまでかなり早くから準備されている方が多いです。お渡しするのは記念日を迎えてからでも準備だけはしておいてもよさそうですね。
また、できれば直接手渡しして周年を迎えた感謝の言葉を添えたいところ。ですが周年の日はとてもあわただしく、特に100人以上の規模になってくると、当日にというのは難しいもので、あとで直接手渡しされるのか、それとも宅配の手配をするのかも考慮する必要がありそうです

41/1000

お歳暮贈る時期とお返しについて

お歳暮が届く時期になりました。

しかし、数十年前に比べお歳暮の数はずいぶんと減っているのではないでしょうか。減っている理由はお歳暮はいったん贈るとすぐにやめるものではありませんが、仲人さんから3年後に辞退されたとか、外資系の企業が増えるにつれお歳暮を贈る習慣がない、また取引先からのお中元・お歳暮や接待を受けることを禁止されている会社も多く、虚礼廃止によるものがあげられます。

とはいえ1年を締めくくる年末の大切な慣習はまだまだ健在です。お歳暮のしきたりを知って、感謝をお届けできれば良いですね

  • 由来
    日頃の感謝として贈るお歳暮のはじまりは江戸時代。もともとは新年に先祖の霊を迎える御魂祭りのお供え物が始まりでした。いつしか本家や親元へ先祖の例にお供えするものを持っていくようになりました。また、お世話になった方への歳暮まわりと呼ばれる行事が行われるようになり、江戸時代にはお世話になった方への贈り物として品を贈る事が習慣化されました。この時代、掛売りの決済を盆と暮れまたは暮れの1回にしており、1年間の取引や親交の感謝として贈答品を送ることが盛んに行われていたのです江戸時代の習慣が現在でも受け継がれ、1年間の感謝として、 年末に贈る贈り物を表す言葉として使われています。
    .
  • 贈る時期
    季節のご挨拶であるお歳暮なので、贈る時期はとても重要。正式には、お正月のお祝いの準備を始める「事始めの日」(12月13日~12月20日)に贈るものとされています。現在では、若干前倒しの傾向で11月末頃から贈る人も増えています。地域別の送る時期
    ○関東地方:12月初旬~12月下旬
    ○関西地方:12月13日~12月下旬12月26日以降は「お歳暮」ではなく「寒中御見舞い」年内に送れない場合は、「御年賀」として贈ります。
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  • 喪中の時のお歳暮
    祝い事ではないお歳暮は相手に感謝の気持ちを贈る事なので、双方のどちらかが喪中でも関係なく贈ってもかまわないのですが 気になる場合や忌中(仏教では忌明け法要前、神道では忌明け祭前)は お伺いを立ててから時期をずらして贈るのが礼儀です。
    四十九日を過ぎていない場合→『寒中お見舞い』、『忌中御見舞』
    .
  • お返し
    日頃の感謝に贈るものなので、お歳暮をいただいてもお返しは必要ありません。宅配などで届いた場合には、無事着いたことなどのお知らせも兼ねて、お礼状(はがき)をすぐに出しましょう 。

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