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「開業、創業、創立、設立」周年のお祝いにつかう言葉

ご質問から

Q:知り合いの事業所の10周年のお祝いで贈るときののしは、開業10周年となりますか?

A:開業とは、新しく事業を始める時に使われる言葉ですので、問題ないかと思いますが、何かリリースされている印刷物(10周年の案内など)やHPの記事などで記載されている言葉をご確認いただくことをお勧めします。「開業」を入れないときは、「お祝い」や「祝 10周年」なども使えます。

似た言葉で、意味合いや日付まで変わってくるものがあります。
下記ご参考ください

創業日:新しく事業を始めた日
創立日:初めて組織や機関を立ち上げた日
設立日:商業・法人登記をした日
開業日:お店を開いた日、または「開業届け」を出した日

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● 創業

新しく事業を始めることを言います。個人だけでなく組織や機関を作って事業を始めることも含み、会社が登記しているかは関係ありません。個人・法人のいずれも新しく事業を始めることを「創業」といいます。
創業時に合わせて登記をしていれば、創業日と設立日が同じになります
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● 創設

はじめて組織や機関、施設、制度などを作り出すことを言います。
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● 創立

はじめて組織や機関を立ち上げて事業を開始することをいいます。創立は組織を作っても登記や開業届けは必要がないので、会社だけでなく学校や団体にも使われます。創業が事業を始めることに対して、創立は組織や機関が存在しますので、会社組織のない個人事業主は創立は使いません。
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● 設立

新しく組織・施設・制度などをつくることで、「商業・法人を登記すること」を意味します。事業の内容には関係なく、会社などの組織・法人を作り、法務局へ登記します。その登記申請をした日が、会社の設立日となります。「株式会社」「合同会社」「一般社団法人」「一般財団法人」「NPO法人」などがあります。設立以前に創業をしている会社もあるため、創業と設立の確認は必要となります。
なお、すでにある組織内で、新事業を立ち上げたり子会社を作る場合は、設立にあたりません
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● 開業

新しく事業や商売を始める時に使われる言葉。個人事業主が、新しい事業や飲食店や美容室などお店を始める時に使います。病院やクリニックも開業を使うことがあります。開業は「開業届け」を税務署に提出することから言われることもあって、創業と時期が違う場合があります。

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